結成14周年、ももいろクローバーZが明かす “年齢の変化”を感じる瞬間
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(左から)佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに
――映画の座談会では「昔と変わってきたと感じること」を語り合っていました。反対に、結成当時から互いに“変わってない”と思う部分は?
玉井:基本的に何も変わってない(笑)。
高城:絶対変わってない(笑)。10年前に楽屋で話していた内容と、今、話している内容がいっさい変わっていないと思います。
玉井:大人になって楽屋も静かになったかなと思っていましたけど、うるささはどうやら変わっていないらしくて。
佐々木:久々に会ったメイクさんとか、スタッフさんに言われる(笑)。
百田:今日、移動中の車内や楽屋で3人が寝ていたんですよ。そのときの寝顔が本当に変わってなかった。からみ合う寝方も(笑)。
佐々木:変わっていないどころか、悪化してるかもね。
高城:悪化してる(笑)。
高城れに
百田:大胆なからみ方というか、よくそれで「スヤスヤ寝られるね」っていう体勢で寝てました。
高城:テトリスみたいな感じだったよね。
百田:あーちゃん(佐々木)とれにちゃんはそうで、玉さん(玉井)は、これも変わってないんですけど、手足が長いのにすごいちっちゃく寝るんですよ。コンパクトに。丸まって寝ていて、変わらないなと思いました。
――グループの将来について、映画では玉井さんが「(やりたいことが)まだまだある。この世にはやり尽くせないことがいろいろある」とコメントしていました。結成14周年を経て、実現したいことは?
百田:衣装とかセットリストとか、すべてをみんなで考えるライブをやりたいです。最近は、演出や曲を決める打ち合わせへ参加するようになったんですけど、あーちゃん(佐々木)が個人でグループ(浪江女子発組合)をプロデュースしていたり、それぞれがいろいろなところで活躍しているので、経験を生かして、自分たちだけで作るメンバープロデュースの公演をグループでやってみたいです。
高城:コロナ禍の自粛期間中からYouTubeチャンネルが活発になって、海外のファンの方が増えたんです。以前は、海外の方向けのファンクラブもありましたし、もう少し世の中の状況が落ち着いたら、海外ツアーもやりたいなと思います。
玉井詩織
玉井:えっと、やりたいことあるって私が言ったんですよね。…あるんです(笑)。
百田:玉井さんが言ってた(笑)。
玉井:私が言ったんですよね。私が言ったので、あるはずなんですけど…。
百田:バーベキューとかじゃない? そっち系だった可能性あるよね、たぶん(笑)。
玉井:それもやりたい! メンバー4人だけでご飯へ行ったことがないんです。求めていた答えとは違うと思いますけど(笑)。プライベートで4人だけで会うってなかったよね。
百田:なかったから、1回さ、お会計のときに「誰が出す?」みたいにやりたい(笑)。
佐々木:やりたい!
高城:(支払い役になるようメンバーから指を差されて)え、何でよ!? 芸歴が一番長いあーちゃんでしょ(笑)。ずるいんですよ、本当に。いっつもこのくだりをやるんです!
百田:…っていうね、会話になるんですよ。絶対。
高城:だから、変わってないね(笑)。
佐々木:(笑)。あと、新国立競技場でのライブもやってみたい。国立競技場でのライブをやらせていただいたことはありますけど、新国立競技場でステージに立ってみたい思いはみんな持っていますし、モノノフさん(ファンの愛称)も「そうなったらいいな」と思ってくれていると思うので、実現してみたいです。
(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:上野留加)
映画『ももいろクローバーZ ~アイドルの向こう側~〈特別上映版〉』は全国公開中。
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