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市川染五郎、親子3代で木村拓哉と共演 現場で実感したすごさ&何度も見ている意外な番組とは

映画

■自身が一番輝く瞬間は?

――蘭丸の美しさ、儚さは非常に印象的でしたが、ビジュアル作りで参考にしたものはありますか。

染五郎:自分が意識したわけではないですが、カツラと衣裳を合わせに行ったとき、たまたま自分の髪の一部をスッと紫っぽく染めていて、それを見た監督やスタッフさんが蘭丸のビジュアルに取り入れてくださいました。スクリーンで見るとわかるかどうかくらいですが、蘭丸の髪にも少し紫が入っています。


――美しさを求められる役柄が非常に多いですが、ご自身が最も美しい、輝いていると思うのは、どんな瞬間ですか。

染五郎:自分を美しいと思ったことはもちろんないですし、輝いているかどうかもわからないですが、お仕事で様々な衣裳を着せていただいたり、メイクをさせていただいたりするときですかね。歌舞伎の舞台でも、特に憧れていた役に挑戦するとき、舞台稽古やポスター用の写真撮影で衣裳や化粧、カツラなど、その役の格好を初めてさせていただいたときのうれしさ、感動は、「輝かせてもらっている」と感じる瞬間です。

――昨年は「信康」での歌舞伎座初主演や、『鎌倉殿の13人』出演をはじめ、華々しいご活躍でしたが、2023年の「野望」をお聞かせ下さい。

染五郎:野望とか夢とかはなくて。そういうものを作らず、目の前のことに1つ1つ丁寧に向き合っていく1年にしたいと思います。

(取材・文:田幸和歌子 写真:松林満美)

 映画『レジェンド&バタフライ』は公開中。

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