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藤井隆、50代突入&デビュー30周年も「ふわ~っと」 体も気持ちも変化なし

エンタメ

◆プロデューサーとして活躍も「相手をすごく好きじゃないとできない」



――藤井さんは、鈴木京香さんの音楽活動や、フットボールアワーの後藤輝基さんのアルバム『マカロワ』をプロデュースされたりと、プロデューサーとしてもご活躍です。

藤井:いえいえ、僕は全然プロじゃないんです。なぜなら、僕は好きじゃないとできないというか。“この子でいきたいんです”って話を持ちかけられて、それもできないとプロのプロデューサーとは言えないと思うんですけど、僕の場合は自分がすごい好きじゃないとできない。

僕がプロデュースをやりたいと考えるずっと前に、音楽プロデューサーの酒井政利さんにご飯に連れて行っていただいて、「あなたはどういうことがしたいの?」って聞かれたことがあったんです。こうこうこういうことがやりたいとお話したら、「それはプロデューサーっていう仕事だよ。じゃ、プロデューサーという仕事もできるようになったらいいんじゃない?」って言ってくださって。その時に、「プロデュースする人のことを命がけで好きになりなさい」って教えてくださったんですよね。

(プロデュースする相手を)好きになることができるのか、まだ分からないんですけど、すごい好きな人に「お願いですからこれやってください!」って頼み込み、OK頂いて、「こういうのがベストだと思います!」って四六時中命がけで考えることはできるのかなとは思っています。

実は家族から聞いたんですけど、(膝の)手術が終わって意識朦朧としているときに、うわうわ何か言ってたんですって。何かなって聞いたら、「SKさんが…、SKさんが…」って言ってたらしくて。当時、鈴木京香さんをプロデュースすることは表に出ていなかったから、SKさんって言ってたんですけど、意識朦朧としながら「SKさん、SKさん」って(笑)。

プロデュースをしている時は、子どものことと同じくらい後藤くんのことを考えてたりするんです。そうしたことは向いていると思うので、これからも自分が大好きな人にこういうことをやってもらいたい!というのが浮かんでしまって、どうしてもやっていただかなきゃ無理なんだって思ったら、ご相談にあがりに行くんだろうと思います。


――そうしたプロデューサー目線は、藤井隆という人間に向かうこともありますか?

藤井:商品として、フレッシュ感がなくて。かと言って安定感がないんですよ。「これを任せときゃ大丈夫だよね」っていうのがないんですよね。じゃハラハラさせてくれるの?ってなったら、そのフレッシュ感はないんですよ。なんか、「“わけのわからんことします!”みたいな感じで終わるやろ、どうせ」って(笑)。

だからちょっとね、そこはネクストステージを見つけてお見せしなきゃいけないんですけど、それは狙ってもしょうがないし、努力でなんとかなるものじゃないので。そういうお役を頂いたときに、ハッと目が覚めるかもしれないですし。最初の話に戻るんですけど、“いいよいいよ、藤井は”じゃなくて、“なんかまた藤井にやらせよう”と思ってもらえるようになろうと思ってます。

――毎日お忙しいかと思いますが、プライベートで今これやってる時が楽しい!ということはありますか?

藤井:パルクールとかの動画を見ることですかね。最強だと思うんですよ、あんな人になりたいって思って。壁を駆け上ったり、自転車でバーっと行ったり。

僕、若い時から楽しくなると、危ないんですって。奇行奇行って言われるんですけど。上海のロケで楽しくなっちゃって、階段を自転車で降りそうになって、止められたり。危なっかしいこととか好きで、ビルとビルの間、屋上を飛び移るとか「やりたい~!!」ってなるんですよね。

――今回の津川は、戦隊ヒーロー役ですもんね。

藤井:確かに! はい、そこにつながってるのかもしれません!(笑)

 ミュージカル『おとこたち』は、東京・PARCO劇場にて3月12日~4月2日上演。ほか、大阪・森ノ宮ピロティホールにて4月8日・9日、福岡・キャナルシティ劇場にて4月15日・16日上演。

(取材・文:編集部 写真:高野広美 ヘアメイク:柳美保/Tron Tokyo Inc スタイリスト:奥田ひろ子)

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