『キングオージャー』メインキャストが語る出演への思い “カグラギ”佳久創、30代での出演決定は「全然信じられませんでした」
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スーパー戦隊シリーズ47作目となる『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系/毎週日曜9時30分)が、3月5日から放送スタートする。本作は、5人の王様がヒーローとなり、人類滅亡をもくろむ強敵・地帝国“バグナラク”に立ち向かう姿を描く物語。そして、スーパー戦隊シリーズでは初となる昆虫モチーフを採用しており、“5人の王様×昆虫”というこれまでにない組み合わせにも注目が集まっている。今回、ギラ(クワガタオージャー)役の酒井大成、ヤンマ・ガスト(トンボオージャー)役の渡辺碧斗、ヒメノ・ラン(カマキリオージャー)役の村上愛花、リタ・カニスカ(パピヨンオージャー)役の平川結月、カグラギ・ディボウスキ(ハチオージャー)役の佳久創ら、メインキャストの5人にインタビューを実施。出演が決まった時の感想から、作品の注目ポイントまで語ってもらった。
【写真】王様感あふれる! 『キングオージャー』キャストの衣装に注目
■メインキャスト5名が語る“スーパー戦隊”シリーズ出演への思い
――本作に出演が決まった時の気持ちを聞かせてください。
酒井:出演が決まったときは、本当にびっくりしました。そこから時間が経つとともに、責任、プレッシャー、喜び、ワクワクなどいろいろな感情が湧き出てきた記憶があります。歴史あるスーパー戦隊作品に携わることができることが、今はすごくうれしいです。
渡辺:僕はスーパー戦隊を小さいときから見ていたので、オーディション期間中から、「もし決まったらうれしさが爆発する」と思っていました。けれど夢の中で、何度もこういったシチュエーションを経験しては目が覚めるということを繰り返していたせいで、いざ結果を聞いてもすぐには信じられなくて…(笑)。両親に報告したときに、2人が喜んでいる様子を見て、初めて実感が湧いてきました。どちらかというとうれしさというよりは身が引き締まる思いでしたね。
村上:もちろん驚きました! 地上波で放送されるということは、私の地元でも流れるということなので、そのことが一番うれしかったです。そして、ちっちゃい子どもたちや親に話して、みんなが喜んでくれたことで、温かい気持ちになりました。
平川:オーディションの期間が長かったので、その間は「どうなるのかな」という不安もありました。だからこそ、(出演が決まったと)聞いたときには安心しましたし、率直にうれしかったです。
佳久:僕は今年で33歳になります。こういうスーパー戦隊ものは若い子が選ばれやすいと身に染みて感じていたので、まさか自分が受かるとは思ってもいませんでした。最初にマネージャーに受かったことを聞かされたときも全然信じられませんでしたが、時間が経つにつれて実感が湧いてきてウキウキが止まらなかったですね。
『王様戦隊キングオージャー』に出演する(左から)渡辺碧斗、村上愛花、酒井大成、平川結月、佳久創
――今回はそれぞれが一国の王ということですが、キャストの中で一番王様やお姫様っぽい方は誰ですか?
平川:みんながみんなを引き立てている感じなので、1人が突出しているみたいなことはあまりないですね。
村上:みんな王というよりは側近ズ(それぞれのキャラクターの側近)にいそう(笑)。
一同:(笑)。
――皆さんのキャラクターは昆虫がモチーフになっていますが、昆虫にまつわる思い出はありますか?
渡辺:僕は小学生のとき、朝4時に起きて学校に行く前に父と一緒に車で森の中に行き、クワガタを捕まえていました。家に金魚用のめちゃめちゃ大きい水槽があったんですけど、そこにクワガタを50匹くらい飼っていたんです。
一同:へえー! すごいね。
――楽しそうな思い出ですね。ところで今回の皆さんの衣装が本当にすてきです。
佳久:みんなそれぞれに個性があるからね。
渡辺:カグラギの衣装に顔がついているんですよ。喜怒哀楽があって僕は好きです。
佳久:これは結構こだわっているポイントです。
平川:すごく個性的!
佳久:リタの衣装もね。ここ(顔の下半分)は常に隠れている。
平川:そうなんですよね。顔がほとんど出ていない。「いつか顔が出るか出ないかは、お楽しみ」みたいな感じですね。
――最後にキャストの皆さんから見た『王様戦隊キングオージャー』の注目ポイントを教えてください。
酒井:見ていただくとわかるように、本当に個性の濃いキャラクターばかりです。本日、ここにはいないキャストも濃いキャラの方ばかりなので、そのあたりも見どころになると思います。皆さんに楽しんで観ていただけたらうれしいです。
(取材・文=Nana Numoto/写真=松林満美)
『王様戦隊キングオージャー』は、テレビ朝日系にて毎週日曜9時30分放送。