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島崎和歌子、人生の折り返し地点で覚えた抵抗感&幸せ 結婚や恋愛に「焦りはナシ」

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◆“アイドル冬の時代”に歌手デビュー バラエティ力を磨いた秘訣は?



 1989年に『弱っちゃうんだ』でアイドル歌手としてデビューし、今やバラエティ番組に欠かせない存在となった島崎。デビュー当時を振り返ると、「私は平成元年にデビューをしたんですが、ちょうど歌番組が減り始めて、“アイドル冬の時代”に入り始めた時期。歌も売れなかったですね。気づいたら、芸人さんと一緒に水をかぶっていました!(笑)」といつのまにかバラドルとして求められるようになっていたという。

 「こんなはずじゃなかったんですけどね(笑)」とぶっちゃけながら、「頂けるお仕事をやっていたら、こんなふうになっちゃった。でもそのときに、島崎和歌子に求められるオーダーがあって、本当によかったです。その経験があるからこそ、今がありますから。この年齢になっても、いろいろなお仕事を頂けるなんてありがたいことです」と感謝しきり。歩みを進めるごとにバラエティ力を磨いてきた島崎は、若い頃から「本物のプロとお仕事をさせてもらったことが、自分にとって大きな経験になりました」と明かす。

 「そういった先輩たちのやり方を見て、育ってきた。それは何ものにも代え難い、貴重な財産です。例えば(明石家)さんまさんは、映画もたくさん観ているし、いろいろなことを知っていますよね。裏でいろいろな勉強をされていると思います。それは、亡くなった志村(けん)さんも同じです。それでいて、分からないことがあると『それはなに?』と後輩に聞くこともできる。天才が努力をするんですから、すごいですよ」と惚れ惚れ。「限られた時間の中で、先輩方にも突っ込んだり、意見を言ったりしなければならない。『生意気』『性格がキツそう』だと捉えられるんじゃないかなと考えたり、難しいなと感じることはありました」と30代までは苦労もあった様子だが、「年齢やキャリアを重ねると、図々しくなっちゃって! 今は楽に、いろいろなことを話させてもらっています」と楽しんで取り組んでいる。


 島崎は、バラエティタレントとしてだけではなく、『魔法少女ちゅうかないぱねま!』ではヒロインに抜てきされ、大江千里と共演した『スキ!』で映画デビューを飾るなど、実は女優としてもあらゆる作品で存在感を発揮してきた。NHK大河ドラマ『龍馬伝』で演じた龍馬の兄嫁役も印象深いが、『すずらん』に続いて二度目の朝ドラ出演を果たす『らんまん』では、自由民権運動を支援する女性・楠野喜江として登場する。「神木隆之介さんや、志尊淳さん、宮野真守さんも、皆さん器用でものすごくお芝居が上手。ポーッと見惚れてしまって、セリフを忘れちゃうくらい(笑)」と現場の様子を話しながら、「今後女優さんのお仕事をやりたいと思っても、私が演じられるような、40代、50代以上の役柄があるかどうかですよね。今回の役柄は、今の私の年齢だからこそ頂けた役。セリフが覚えられるかという心配もありつつ、頑張ります」と意気込んでいた。

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◆50歳、人生の折り返し地点で覚えた抵抗感&幸せ 結婚や恋愛に「焦りはナシ」

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