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北川景子、20年交流続く実写版セーラー戦士たちは“戦友”「唯一心を開ける場所」

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■人生で1番運が良かったことは、「美少女戦士セーラームーン」でデビューできたこと

――素敵なエピソードですね! 「美少女戦士セーラームーン」は、北川さんにとってどんな存在ですか。

北川:人生そのものですね。物心ついた3~4歳のときから「美少女戦士セーラームーン」が好きで、グッズも集めていましたし、初めて受けたオーディションも「美少女戦士セーラームーン」で、戦士同士の信頼だけでなく、プロデューサーさんもその後お仕事に呼んでくださったり、当時のスタッフさんともまた別の現場で会えたりするのが楽しみになっていて。自分にとって人生で1番運が良かったことは、「美少女戦士セーラームーン」でデビューできたこと。自分はこれが始まりだったから仕事がつながってきたし、「美少女戦士セーラームーン」でデビューしていなければ、今ここにいないと思います。


――デビューから20年で培ったご自身の強みは何ですか。

北川:変わらないことじゃないかと思います。器用じゃないからだと思いますが、仕事だからとか、相手によってスイッチを切り替えるのではなく、ずっと自分のままでいる方が楽なんです。それで、一緒にいたいと思ってくれた人がいてくれたり、また仕事したいと思ってくださった方が呼んでくださったりする。20年間大事にしてきたのは、ずっと等身大でいようという思いです。

17歳でデビューして、同い年で既に子役からキャリア10年という方もいる中、どんなに賢いふりや知ったかぶりをしても、自分が新人であることは変わらないし、できないことはできない。わからない時は正直にわかりませんと言い、自分を大きく見せようとせずにありのままでいる方が、後々信用してもらえるというのは、この20年間お仕事をしてきて感じたことでした。まずは人としてちゃんとしないことには、俳優はできないと思っているので、常に変わらないよう自然体でいることが私の20年で培った武器かもしれません。

(取材・文:田幸和歌子 写真:小川遼)

 劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」2部作は、≪前編≫が公開中、≪後編≫が6月30日より公開。

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