水曜日のカンパネラ・詩羽、失敗ばかりの学生時代 自己肯定感上昇へ導いた心境の変化とは
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前述したように、水曜日のカンパネラの二代目主演・歌唱担当として、華々しいスタートを切った詩羽。日を追うごとに注目度も上がってきているが「決しておごり高ぶらないこと」を意識しているという。そこには「あまり人に言われても響かない」という特性があるという。
詩羽は「もちろん、人の意見はしっかり耳を傾けますし、間違っていると指摘されれば、素直に受け入れます」と語ると、「でも結局は自分自身が、自分のことをどう思っているのかが一番大事。褒めていただける機会も増えてきて、それはとてもうれしいことですが、結構客観的に自分が見えている気がします。だから何があっても浮かれないしブレない気がします」と自己分析。
自身は「すごく評価している自分もいれば、反対に全然ダメだなと思う自分もいます。どこまで行っても満足しきれないのが、自分には合っているのかも。頑張って100点取っても、『あんたなら200点いけるよ』と言っている気がします」と自己肯定感をしっかり持ちながらも、常に向上心は忘れない。
以前から興味を持っていたという芝居も、一回現場を経験して、さらに貪欲さが増していったという。「いまは音楽とか写真のモデルなどで自己表現させてもらうことが多いのですが、作品を通してもっといろいろな役を演じてみたいという気持ちになりました」と目を輝かせる。
「自分で自分のお尻を叩いていきたい!」と語った詩羽。そんな彼女のさらなる活躍を期待したい。(写真:上野留加)
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