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山田涼介、30歳迎え役者業に感じる醍醐味「うまくいかなかったときほど面白い」

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■30歳を迎え「自分の歩んできた道は、間違いじゃなかった」と実感

 安藤サクラとの初共演も、刺激的なものになった。山田は「お芝居をしている人間からすると、誰もが共演したい女優さんです。何色にでも染まれる女優さん」と安藤を尊敬しきり。

 「以前、僕が1人でバーにいたときに、安藤さんと偶然に隣に居合わせたことがあって。ごあいさつをさせていただいたら、ものすごくフランクに話していただいて。人としても好きになりました」とプライベートで面識があったそうで、「安藤さんは本番でアドリブを出してきて、急にジョーの頭をはたいたりするんですよ(笑)。原田監督の現場はその場で生まれるものを感じながら演じていかないと通用しないので、僕もある程度の自由度を持って演じていくんですが、そこに安藤さんがたくさんの色を塗ってくれました。共演させていただいて、さらに大好きになりました」と目尻を下げる。

(C)2023「BAD LANDS」製作委員会
 信頼を寄せる名匠と大好きな女優である安藤と共に、混沌(こんとん)とした闇の世界に身を投じた山田。節目の年齢を迎えた今年は、ドラマ『王様に捧ぐ薬指』でキラキラとした王道ラブストーリーを演じていたことも印象深い。役柄の振り幅に驚かされるが、「いつでも、どんな顔も見せられる自分でいたい」とまっすぐな瞳を見せた山田は、「王道ラブストーリーは、アイドルをやってきた経験があるからできた作品かもしれませんし、ジョーも自分が積み重ねてきたものがあってこそ、いただけた役だと思います。自分の歩んできた道は、間違いじゃなかったんだと思えた」と継続してきたからこそ今があると、その重みをかみ締める。

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■山田涼介にとっての俳優業「お祭りの中にいるような感覚」

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