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鈴木亮平&黒木華、4度目の共演で確かな絆 お互いの変わらない&変わったところとは?

ドラマ

◆4度目の共演の2人 以前と比べ変わったところ&変わらないところは?


日曜劇場『下剋上球児』場面写真 (C)TBS/撮影:ENO
――お2人は今回が4度目の共演となりますが、お互いの印象やここが変わったなと感じる部分を教えてください。

鈴木&黒木:なんでしょう?(笑)

鈴木:相変わらずお芝居が上手だなぁと思いましたし、何をやっても受けてくれるので、こっちもそうありたいと思います。自由に気を遣うことなく、ジャズで言うとセッションできるような感じといいますか、そうしたフィーリングが合うというのはありがたいなと思います。一緒にお芝居していて楽しいです。

変わったところは…ないです。昔から素敵でした。

黒木:ありがとうございます。私はまた一緒に芝居ができるのが本当にうれしくて。俳優同士の共通言語があるからだと思うのですが、芝居の中の遊びを楽しんでくれる方、そういうやりとりができることってなかなかなくて。

鈴木:家族以外の役をやるの、初めてだよね!

黒木:そうですよね! (南雲と山住の)先輩後輩のやりとりも面白いですし、台本の読み込み方なども私とは全然違うので勉強になります。役に対しての掘り下げ方が丁寧で深くて、いつもすごいなと思いながら芝居をしています。

変わったところは…あんまりないですね。お互いにですが、年を重ねましたね(笑)。

鈴木:(笑)。僕は取りましたね。

黒木:ずっと優しいですが、より穏やかになられた気がしました。芝居に対する思いは熱いですが、普段の佇まいは角が取れて丸くなった(笑)。

鈴木:黒木さんは笑顔が増えましたね。これまでの役柄が幸薄い人が多かったからかもしれないけど(笑)。なんか楽になった気がします。

黒木:そうですね。

鈴木:年齢を経るとみんな楽になってくるよね。

黒木:力を抜くところが分かってきたのかもしれません。

日曜劇場『下剋上球児』場面写真 (C)TBS/撮影:Len
――最後に本作の見どころを教えてください。

鈴木:このドラマは著書『下剋上球児』(カンゼン/菊地高弘著)からインスピレーションを受け製作されているのですが、そこに登場する白山高校は1時間に1本しか電車が来ないような場所で、10年連続1回戦敗退。そんな高校が数年で甲子園に出場したという話が原案となっています。このドラマの細かい内容はフィクションですが、ほんとにこれが可能なんだ、そういう子たちが、そういう先生たちがいたんだと思いながら見てほしいです。

今の子どもたちとの向き合い方、今求められている先生像や指導者像というのはどういうものなのかというのを提示していって、今まで観ていたスポ根の“根性と気合と熱さで勝っていく”というのとは違う、スポーツの楽しみ方や感動があるんだというのをぜひ楽しみにしていただければと思います。

黒木:私は生徒たちに注目してほしいです。これまで芝居に触れてこなかった方や、甲子園に出場された方もいたりと幅が広い。この作品のために野球を練習して、チームワークを磨いて、芝居につなげているので、見ていてこちらも熱くなります。

鈴木:ドキュメンタリーをやるらしいんですよね。オーディションで選ばれる過程とか…。それを見たらもう、ドラマとオーバーラップして…。

黒木:泣いちゃう。

鈴木:泣いちゃうよね。1話から彼らの頑張りが見えて、登場した時点で「わ!出てきた!!」と応援したくなるんじゃないかと。そういう楽しみもあるんじゃないかと思います。1人1人が俳優としても成長していって、絶対に彼らの中から近い将来のスター俳優や名脇役がたくさん生まれてくると思いますので、ぜひ応援していただきたいと思います。

黒木:私たち大人チームも頑張っていきましょうね!

(取材・文:編集部)

 日曜劇場『下剋上球児』は、TBS系にて10月15日より毎週日曜21時放送。

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