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伊藤沙莉、朝ドラヒロインは「楽しいけれど、どこか緊張感も」 深酒せずしっかり睡眠

ドラマ

■家族は最高! 三山凌輝はピュアでまっすぐ


連続テレビ小説『虎に翼』より (C)NHK
 連続テレビ小説といえば、主人公の家族も作品に大きな彩りを与える。寅子の父親・直言を岡部たかし、母親・はるを石田ゆり子、兄・直道を上川周作、弟・直明を三山凌輝が演じる。

 「めちゃくちゃ雰囲気がいいです。本物の家族のような距離感で、ワイワイ話すときもあれば、マイペースでどこかに行っちゃう人もいたり…。消えもの(食事のシーンの料理)が本当においしくて、家族の撮影シーンが食事場になっているんです(笑)。最高の家族です」。

 直明役の三山とは初共演となる伊藤。普段はボーイズグループ・BE:FIRSTのメンバーとしてビシッとしたところを見せているが「本当にピュアでまっすぐな方。年が5つも下なのですが、昔から私は先輩面するのが苦手なので、緊張しているときも、あまり『大丈夫?』とか言えず、心のなかで『頑張れ!』と思いながら、何気ない会話をしています」と語っていた。

連続テレビ小説『虎に翼』より (C)NHK
■とても楽しいけれど、どこかに緊張感も

 連続テレビ小説は、2017年放送の『ひよっこ』以来2度目の出演となる。伊藤は「『ひよっこ』のときは週1ぐらいの撮影で、基本的には米屋が自分のフィールドでした。三男(泉澤祐希)が軸の物語のなかで、少しでも面白くなればいいなと思っていたのですが、今回はシーンごとというよりは、トータル的な視野が求められるのかなと思っています。もちろん、監督が導いてくださるので、そこにしっかり乗っていこうという思いはありますが、長く一人の女性を演じるので、最初から見て別人にならないように…という意識は持っています」と『ひよっこ』撮影時との違いを述べる。

 出演シーンが多くスピード感もある連続テレビ小説の撮影。伊藤は「これまでもいろいろな撮影に参加していますが、こんなに毎日長時間、人やカメラに見られるのは初めて」と語ると、「とても楽しいのですが、どこかで緊張感もあるのかもしれません。体重は1~2キロぐらい落ちています。お酒は飲んでいますが、深酒はできないですね(笑)。これまでショートスリーパーで3時間ぐらいでも大丈夫だったのですが、しっかり寝ています」と体調管理は万全の様子だ。

伊藤沙莉 (C)NHK
 いよいよ放送が近づいてきた。子役時代から豊富なキャリアを誇る伊藤だが「確実に代表作になると思います」と意気込む。続けて伊藤は「よくワークショップを受けさせていただいたとき、誰か人物を決めて、その人の人生を映画化したなら…」というお題があることに触れ「もし私の人生を描くとしたなら、絶対外せない作品になると思います。作品としても役としてもとても魅力的ですし、人間的にも成長できる予感があります。撮影中、ちょうど30歳になるというタイミングも含めて、いろいろなことが折り重なっていくとても大事な作品になると思います」としみじみ語っていた。(取材・文:磯部正和)

 連続テレビ小説『虎に翼』は、4月1日よりNHK総合ほかにて毎週月曜~土曜8時放送。

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