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渡邉美穂&INI 木村柾哉  2人が「美穂の!」「柾哉の!」と主張したいものは?

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■思い出に残っている少女漫画は?

――お2人は思い出に残っている少女漫画はありますか?

木村:この役をやることが決まって、勉強も兼ねていろいろなラブコメ漫画を見させていただいたのですが、やっぱり幸田先生の『センセイ君主』と『ヒロイン失格』がよかったです。『ヒロイン失格』は僕にとって思い出に残る作品になっていて、2作品を見させていただいてからの『あたしの!』があるので。

渡邉:幸田先生は私の青春ともいえます。特に『ヒロイン失格』の映画は劇場に見に行ったんですけど、私の大好きなシーンがありまして。坂口健太郎さんが弘光(廣祐)くんという男の子を演じられているんですけど、モテ男なのになかなか恋愛の面で報われないんです…。最後のシーンで、観覧車の中でヒロインに振られちゃうんですよ。そこで、ポロッと涙を流して、「なんで俺、泣いているんだ」って言うんです。モテモテの男性が無意識で涙が流れちゃうほど、相手のことを思っていたシーンが忘れられなくて…! いまだに幸田先生と「あのシーンいいよね!」って盛り上がります(笑)。キラキラした場面だけじゃなくて、ちょっとほろ苦いシーンが含まれているっていうのも少女漫画のよさだな、とあのシーンを見たときに感じましたね。

――王道ヒーローのそばにいる男性が魅力的に見えることも多いですよね。

渡邉:そう! 私、報われない方が大好きなんですよ!

木村:ははは!

渡邉:「私がどうにかするからさ!」って思っちゃうタイプなので。やっぱりそういうライバルがいたりするのは醍醐味(だいごみ)ですよね。少女漫画のすてきなところだなと思います。

木村柾哉
――お2人は少女漫画ならではシチュエーションで憧れはありますか?

渡邉:中学校3年生の夏に『ホットロード』の映画を見に行ったんです。当時、受験生で一生懸命勉強していたんですけど、「ちょっとやんちゃしてる人のバイクの後ろに乗る!」って思っていました(笑)。バイクの2人乗りとか、ドライブデートのシーンに憧れはありますね。

木村:僕は幼なじみが大人になって、お互いの気持ちを知るシーンとかめっちゃ良いなって思います。小さい頃から同じ時間を過ごしてきたからこそ、思いを伝えるのに時間がかかったり、恥ずかしさが倍増したり。その中でも、2人の恋が成熟した場合、すごくロマンチックというか、2人の歴史がすごくいいなって思うので、そういうシーンに憧れますね。

――最後に『あたしの!』というタイトルにちなんで、これは「自分の!」と主張したいものを教えてください。

木村:難しいですね。いろいろあるっちゃあるんですけど。

渡邉:独占したいものってことですよね。伝わるか分からないですけど、はっきり言いますね。車の助手席は、美穂の!

――助手席!

渡邉:友達や家族とドライブに行くのが大好きなんですけど、助手席に乗って曲を流したり、ナビをするのが大好きなんです。なので、絶対に車に乗るときは助手席を譲らないんですよ。助手席が大好きなので、自分のものだと主張していきたいです!

――木村さんはいかがですか?

木村:はい! プロテインは柾哉の!

渡邉:この世の全ての(笑)。

木村:そうです! この世の全てのプロテインとタンパク質は柾哉のということで(笑)。直己を演じたときは、結構僕も細めだったんですけど、最近トレーニングをしているんです。その頃と比べたら体も筋肉がついて大きくなっていてトレーニング用のためにプロテインを飲んでるんですよね。なので、この世の全てのプロテインは、僕が飲もうかなと思っております(笑)。

(取材・文:ふくだりょうこ 写真:小川遼)

 映画『あたしの!』は、11月8日より全国公開。

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映画『あたしの!』ロング予告

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