松山ケンイチ&染谷将太、『聖☆おにいさん』映画化にビクビク 暴れ散らかす共演陣の中で「お芝居ってなんだろう」という思いに
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松山ケンイチ
――お二人がおっしゃるように豪華ゲストたちがイエスとブッダの前に現れますが、印象に残っている方はいますか?
松山:みんなすごかったよね。全員台本で想像する以上に暴れていました。僕はまだ本編を観ることができていないので、山田孝之さんとか、ムロツヨシさんとか、藤原竜也さんとか、僕は一緒に撮影していない人たちがどんな暴れ方をしているのか、とても楽しみです。特に竜也さんは全部持っていったって聞いていますよ。
染谷:本当にやばかったです。
松山:そうなんだ?
染谷:ガチです。爆発力がすごかった。
松山:多分竜也さんも福田組初めてですよね。
染谷:そうですよね。でも本当にイエスとブッダが奮闘しているお話なのですが、最後全部ぶん殴られた感じ。(藤原演じる)ルシファーにしか見えなかった。
松山:あのシーンは台本読んだだけで本当にヤバイと思ったので、どんな感じになっているのか楽しみです。ここでは言えませんけれどね。(その後、藤原のシーンにまつわるネタバレトーク全開で)やっぱりあの人は最高です。
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』場面写真 (C)中村光/講談社 (C)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会
――そもそもなのですが、お二人が「ぜひイエス、ブッダに」というオファーの理由は聞いているのですか?
松山:今回の作品に限らず、あまりそういうのって聞かないんですよね。変なことを言われたら嫌だなって。
染谷:変なこととは?
松山:いやプロデューサーさんや監督さんから「こういう理由だから選んだんですよ」と言われると、なんかそういうことを期待されているのかなって、そのイメージから抜け出せなくなりそうなんだよね。
染谷:なるほど。でも福田監督は我々に対してずっと一緒に仕事がしたかったっておっしゃってくれましたよね。
松山:それはめちゃくちゃありがたいよね。
染谷:それが一番嬉しいですね。
松山:今回僕たちは、迎え入れる側だったけれど、もしゲストとして暴れる役だったらどう?
染谷:めちゃくちゃ不安ですよ。皆さんを見てしまったから。
松山:あれ見ちゃうと何やればいいんだよってなるよね。神木隆之介くんとかも、めちゃくちゃ面白かったけれど、どう思っていたんだろうね。賀来賢人くんとか岩田くんとか、二朗さんとかムロさん、山田さん、(仲野)太賀くんとか、勝地(涼)くんもみんな福田組経験しているから、安心して暴れていたよね。
染谷:窪田(正孝)さんも福田監督とやっていますしね。