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百田夏菜子、30代にワクワク「振り返った時に楽しかったなって思える日々を過ごしたい」

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◆変なこだわりは持たずにファッションは楽しむもの



――“ももクロのおしゃれ番長”として私服コーデの紹介も見どころの1つです。ファッションに対して、どんなこだわりがありますか?

百田:基本的には自分の着たいものを着る感じですね。自分のテンションを上げるお洋服だったりとか、その日の“今日はこういう自分でいたいな”って思った気持ちに合わせてお洋服を選んだりしています。今日はナチュラルでいたいなと思ったらTシャツとデニムを選ぶときもあるし、気分を明るくしたいなと思ったらビタミンカラーとか明るい色を選んだり。ちょっと気持ちを引っ張ってもらいたいときに、お洋服に助けてもらうことが多いですね。

今回はクローゼットとにらめっこして、単体では何度も着ているアイテム同士を初めて組み合わせてみたりもしました。本当だったらこういう格好したいけど実際に着るとなったらもうワントーン引いて落ち着かせるところを、やっちゃえ!とコーディネートしたり(笑)。それはこのスタイルブックならではかなと思います。

子どものころから母の影響もあっておしゃれは好きでしたね。身長があまり大きくないので、最近はいかにこの身長でお洋服をかっこよく着るかと考えています。コロナ禍に友達と「この期間に自分を高めるトレーニングをしよう」と言って、私たちはデニムの後ろ姿をかっこよくしようと目標を立ててお尻を鍛えてみたり(笑)。お仕事柄自分のスタイルと向き合う時間も多いんですけど、でも、「こうじゃなきゃダメ」「こうじゃなきゃイヤだ」というこだわりがあるというよりは、自分の好きな洋服を着ているという瞬間が一番楽しいので、ファッションは楽しむものだと考えて、好き勝手に楽しんでいます。


――2万字に及ぶインタビューも、ここまで話しちゃって大丈夫?と思うような、ありのままの百田さんの姿がありました。

百田:私は明るい面を見ていただくことがすごく多かったりするし、実際ポジティブに考えることが得意であったりするんですけど、でもそうじゃない部分も振り返る余裕が、今は少しあったのかもしれないです。もう少し前に振り返っていたら、その時のことを振り返らなかったり、いい部分だけをピックアップしていたかもしれないなと思う部分も多くって。

――大人は敵!と思っていたというお話も…。

百田:そうなんです! 昔はそう思っていましたね。メンバーの仲いいねって言ってもらうことが多いんですけど、メンバーが敵になることはなかったんですよね。みんなで大人が無茶ばかり言ってくることに対して、いかに日々乗り越えていくかっていう、体育会系の部活みたいな感じでやっていたんです。

気づいたら自分も大人になって、あのころのことを振り返ると感慨深いです。毎日のように怒られて、誰かしらが泣いてたんですよ。1個のお仕事が終わったら反省会があって。今となっても大切なことを叩きこんでもらった期間でもあるので、あの時学んだことや、とりあえず自分で考えてやってみろと言われたことなど、大事なことをたくさん教えてもらった時期でした。あの時期がなかったら今はないなと思います。

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◆30代も振り返った時に楽しかったなって思える日々を過ごしたい

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