佐々木大光、事務所入所から10年 悩んだ時期も乗り越えられたのは“ダンスへの熱い思い”があったから

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3月開幕の舞台、LEGEND STAGE PRODUCE『ダッドシューズ2025』で主演という大役が待ち構える佐々木大光。抜群のダンススキルを誇る佐々木に、夢を追いかけるダンサー役に挑む本作への思い、事務所入所10周年という節目の年を迎えての心境などを語ってもらった。
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◆夢を追いかけるダンサー役 ダンススキルに磨きをかけたい
“ダッドシューズ”と呼ばれる古臭いデザインのシューズをたまたま手に入れた主人公の若木翔と、そのシューズに魂を宿すダンサー・マルとのバディストーリーを軸に物語が展開する本作。挫折と成功、出会いと別れを繰り返しながらも夢を求めて進もうとする若者たちの姿を、笑いあり涙ありのサクセスストーリーで届ける。
『ダッドシューズ2025』メインビジュアル
――今回の出演オファーを聞かれた時のお気持ちは?
佐々木:昨年の『フォーティンブラス』以来の主演舞台となるのですが、毎年主演をさせていただけて、本当にありがたいな、恵まれているなと思いました。
座長という立場には慣れないですね。僕はもともと引っ張るようなタイプではないし人見知りということもあるので、ほかの事務所の皆さんと共演するのはハードルが高いところもあるんです。差し入れくらいしかできなくて(笑)。
――今回演じられる“若木翔”は夢を追いかけるダンサーです。
佐々木:ダンス一本で飯を食っていきたい。だけど、自分にその才能があるのかといろいろ悩んだりするところは、今の自分とリンクする部分があります。それがいい方向に行くのか、はたまたリンクさせすぎると自分が出すぎちゃって若木翔という人物に入れない可能性もあるので難しいところがあります。
でも初演の映像を見させていただいて、自分だったらどう演じるかなというのは、なんとなくイメージできました。自分がまだ22歳なので、これからダンスで食っていくんだ!というフレッシュさを出していきたいと思います。
――本作に臨むにあたって準備されていることはなんでしょう?
佐々木:ダンスが主軸となっている舞台なので、ダンスに磨きをかけたいなと思っています。ありがたいことに、先日『R4 STREET DANCE』というダンス番組に出させていただいて、1からダンスの基礎だったり、1つ1つの動きに対してどうアプローチしていくかっていうのを学びました。新しい学びが増えたので、今自分の中でダンスというものに自信が持てる状態でこの舞台に臨めるというのは、結構大きいですね。
今回の『ダッドシューズ2025』はいろんなジャンルが組み込まれている舞台。僕は人のダンスを見るのがすごく好きで、そこから得られるものが多いんです。自分はHIPHOPなんですけど、ジャズの方がいたらそこから新しい発見が生まれるので、ほかの方のダンスを見てたくさん学びたいですし、みなさんダンスがうまい方ばかりなので、その方々を引っ張れるくらいの実力をつけたいと思っています!