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WEST.・濱田崇裕、初演時は「何もできなさ過ぎて号泣」 シリーズ化された主演舞台は「代表作になりましたと胸を張って言える」

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WEST.・濱田崇裕
WEST.・濱田崇裕 クランクイン! 写真:高野広美

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濱田崇裕

WEST.

WEST.(旧ジャニーズWEST)

 WEST.の濱田崇裕が主演を務める人気舞台「市場三郎」シリーズが7年ぶりに復活。これまで、“温泉宿の恋”、“グアムの恋”と行く先々で実らぬ恋を続けてきた市場三郎の恋路が、新作『歌喜劇/~蘇る市場三郎 冥土の恋~』ではついに“冥土”にたどり着く!? 「代表作になりましたと胸を張って言える」と語るほど同作への愛情があふれる濱田に、「何もできなさ過ぎて号泣した」という初演の思い出や、演出の河原雅彦やおなじみの共演陣との稽古場でのエピソードを聞いた。※濱田崇裕の「濱」は旧字体が正式表記

【写真】WEST.濱田崇裕、爽やかな“濱ちゃんスマイル”がかわいい!

◆「市場三郎」と自身は「似てない」が「これくらい真っすぐでありたいと思う人」

 河原からの指名で、福田転球が脚本を書きおろした本作品は、「歌喜劇」というアカペラの歌唱に心情や情景をのせて物語を紡ぐ、人情味あふれるエンターテイメント。福田が愛情たっぷりにあて書きした、天然で頑張っても空回り、だけど困った人を見過ごせない、情に厚くまじめな男・市場三郎を濱田が体現する。

――7年ぶりの「市場三郎」シリーズの復活。新作のお話を聞かれた時のお気持ちは?

濱田:僕自身何度でもやりたいなと思っていましたし、河原さんも「出演者のおっちゃん連中が元気な限り何回も行けるぞ」とおっしゃっていたので、早めにできたらいいですねというお話はしていたのですが、まさかのコロナ禍になってしまって…。「市場三郎」は声を上げて笑ってはいけないという中でやってもうれしくないなという気持ちもあったんです。

今回、7年ぶりに新作が上演できると聞き、新規のお客さんがついてこられるのかなと心配にもなりましたが、台本を読むと初めてご覧になるお客様も「そんなことがあったんだ」と楽しんでもらえるような内容になっていて安心しました。なんせくだらないことに特化しているので僕も楽しみにしています(笑)。

――改めて市場三郎という男はどんなキャラクターですか?

濱田:とんでもなく不器用で一途で、真っすぐな男です。どんくさくもあり、真っすぐすぎるがゆえに痛い目にもあう。正直者が馬鹿を見るってこのことやって思うんですけど、だからこそ、見ていてこうありたいなと思わせてくれる古き良き男。女性に対する思いが真っすぐで、今回は冥土の恋にまでなってしまうという男でもあります(笑)。

――ご自身に似ているなと思うところは?

濱田:ないですね! 僕も変ですけど、ここまで変じゃないです(笑)。うれしいことに、濱ちゃんしか演じられないよと言ってくださるんですけど、そんなことないと思うけどな~って思っています。

似てないけれど、これくらい真っすぐでありたいなとは思いますね。三郎くらいきれいな心の持ち主にならなきゃいけないよなと思わせてくれる人。浄化してもらえる役です。

――今回はタイトルが「冥土の恋」。どんな内容になるのでしょうか?

濱田:もう終わるんかな?と思ったら、終わらなさそうです(笑)。想像していたものじゃない展開になったり、そこに恋するの?っていうところがあったりするので、楽しみにしていてください。

前作までを観てくれている人はご存じだと思いますが、今回初めてご覧になる方は、ホットパンツの妖精が現れると恋の予感のはじまりなので、どのタイミングでホットパンツの歌を歌うか注目してほしいですね。そういう舞台です(笑)。

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◆河原さんの現場を経験してほんまによかった

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