白岩瑠姫、制作陣からの直々オファーで声優初挑戦 積極的なソロ活動も「全てはJO1のためになる」
関連 :
――声優初体験の感想はいかがですか?
白岩:右も左もわからないし、わからないことだらけだったので、最初からディレクターさんには「何か思ったことがあったらすぐに言ってほしいです」「改善できるように努めるので、どんな些細なことでもいいので言ってください」とお伝えしました。
映画に出させていただいたことはあったので、演じるということでは同じかなと思ってブースに入ったんですけど、セリフとセリフの間にないセリフといいますか、吐息の表現などに苦戦しました。収録では、普段歌う時のレコーディングのようにマイクのすぐ前に立ったら「近すぎだよ」って言われたりもして(笑)。
でもブースに向かう怖さみたいなものはなかったので、そこはよかったのかなと思います。JO1として積み重ねてきた経験値が出たのかもしれません。
――完成した作品をご覧になってどんな感想をお持ちになりましたか?
白岩:試写でロボットアクションアニメを初体験したんですけど、「これ、やばいな!」って(笑)。感動する点はいくつもあったのですが、ロボットアニメのすごさに一番感動したかなっていうくらい心動かされました。
アフレコの時は絵も完成していなくて、正直想像がついてないところもあったんですけど、ずっと感動していました。ストーリーも素晴らしいし、グラフィックのアクションも素晴らしいし、『アズワン/AS ONE』という作品自体に感動もしたし、楽曲を作った自分や、アフレコを頑張っていた自分のことも思い出しちゃって、2つの意味で感動しましたね。
あのとき韓国から帰ってきてそのままレコーディングに行って「くそー!なんだこのスケジュール!」と思いながら作っていたけど(笑)、頑張ってよかったなと、こみ上げるものがありました。なので、1人でも多くの方に劇場に足を運んでいただいて観ていただきたい!と改めて思いました。
――大きなスクリーンから流れる主題歌「巡星」はいかがでしたか?
白岩:いやぁ~。そもそも『アズワン/AS ONE』のために書き下ろしているので、自分の中でも自信を持ってお送りしているんですけど、どでかいスピーカーとどでかいスクリーンで聴く「巡星」は一番良かったです。制作者として誰よりも聴いているんですけど、あそこで聴く「巡星」が一番歌が活きていてよかったです。ぜひあの環境で体感してほしいです。
――改めて、作品を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
白岩:出会いをきっかけに自信をつけていくヨウに共感できる部分も多いと思いますし、今悩んでいる方々の背中を少しでも押せたりする作品になればいいなと思っています。僕自身ロボット系のアニメを観るのは初めてくらいだったんですけど、それでもめちゃくちゃ感動したので、今まで観たことがない人にも観てほしいなと思いました。あなたの人生の90分を『アズワン/AS ONE』に捧げてくれたらうれしいです。