HANAが『メダリスト』と重ねた“自分の居場所”――「この火だけがある」OP主題歌「Cold Night」に込めた想い
――「I’ve got nothing but this fire(この火だけがある)」という歌詞の“火”をご自身に当てはめると?
CHIKA:私にとっての“火”は、HANAというグループそのものです。最終審査でKアリーナ横浜のステージに立ち、フェスやMVなど、たくさんの経験を積んできた7人の中に、今の私がいる。その事実が、ものすごく大きなモチベーションになっています。
ひとりでは絶対に出せなかったパワーも、メンバーがいるからこそ引き出される。「私も負けていられない」と思える瞬間が何度もあって、そのたびにパフォーマンスへの熱が爆発していく感覚があるんです。この熱こそが、私の“火”だと思っています。
CHIKA(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
YURI:私の“火”も、やっぱり7人のメンバーです。映像を見返して「え、みんなやばくない?」って言いながら、爆笑しながら自分たちのパフォーマンスを見る時間も含めて(笑)、全部が原動力になっています。
それに、すごく現実的な話をすると(笑)、好きなものを食べて、好きなものを買って、ちゃんと日常を楽しめることも大事なモチベーションです。ステージ上の“火”と、日常の“楽しさ”の両方が、私を前に進ませてくれています。
YURI(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
MOMOKA:私にとっての“火”は、「真っ当に音楽をやっている自分でいられている」という実感です。デビューから今まで、この道を覚悟を持って歩いてきた。その自負が、何を言われても揺るがない自分を支えてくれています。
この1年でたくさんのイベントや音楽番組に出演させていただいて、「私はちゃんと夢を叶えている」と実感できた今、ようやく“私はこの道を外れない”と心から言えるようになりました。その確信こそが、今の私の“火”です。
MOMOKA(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
NAOKO:私の“火”は、音楽そのものです。昔、タイから日本に来たばかりの頃、「自分って人と違うのかもしれない」と悩んで、誰にも言えずに苦しんでいた時期がありました。そんな時に救ってくれたのが、音楽でした。
いろんな曲を聴いて、いろんな感情に触れる中で、「人と違ってもいいし、自分にもいろんな姿があるんだ」と思えるようになって。伝えきれない気持ちをどうにか形にしたくて、ダンスを始めたのもその頃です。その音楽を“仕事”として続けられている今が、本当に嬉しくて。私にとっての“火”は、ずっと変わらず“音楽”です。
NAOKO(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
(取材・文:吉野庫之介)
テレビアニメ『メダリスト』第2期は、テレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠ほかにて、毎週土曜深夜1時30分から放送。

