中島歩&草川拓弥、『俺たちバッドバーバーズ』で魅惑のバディ体現 初対面での意外な印象を告白
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中島歩
――本格的なアクションも見どころですが、撮影で大変だったことや楽しかったことはどんなことでしょうか?
中島:バトルシーンは、屋上で逃げ場がないみたいなところもあったから特に大変でしたよね。
草川:どこも日陰がなかったですし、しかも床が白かったので照り返しも強かったですし。
お借りした理容室も室内なのでエアコンがあって安心だなと思ったら、そこも人の出入りが多かったから暑くて。やっぱり大変だったのは暑さでしたね。
中島:楽しかったのは、撮影の前に段取りというか芝居を作ってくんですけど、そこかな。みんなでいろいろアイデアを持ち寄って、というのが面白かったですね。
草川:中島さんがもっとこうしよう、ああしようというのをすごくおっしゃってくださって。僕もそれに乗って、じゃあ、そう来た時に何ができるかな?というのを考えながら作品を作っていきました。すごくやりやすい環境でお芝居できた印象があります。
――それは座長として意識されたことだったのでしょうか?
中島:座長としてというよりも、作品を面白くしたいというのと、やっぱりどの部署からもいろいろアイデアが出るようになればいいなと思って。そういうその場で思いつくことで台本を何倍にも膨らませられると思うんですよね。
――完成された作品を見られての感想はいかがですか?
草川:いい意味で大丈夫かな?って(笑)。この時間にこんなカロリーの高いものをお届けして。
中島:眠れなくなっちゃう。
草川:金曜日でよかったなって感じですよね。これはなんだ?となって、多分一回咀嚼する時間が皆さんあると思います。このバディもそうですけど、他のキャラクターも個性やクセが強くて普通な人がいないのに、それがうまくまとまってるのが不思議で仕方がない(笑)。
中島:思っていた以上に面白くなっていて、何度も見ちゃうほどなのでぜひ流行ってほしいです。
(左から)中島歩、草川拓弥
――本作の魅力はどんなところに感じていますか?
草川:訳のわからないドラマではあるんですけど、主に日暮が言っているセリフがすごくストレートなんですね。最近の時代にあまりない情熱を届けてくれるので、それを見てクスッとなって救われる人がいる気がしています。そういう、ただめちゃくちゃで面白いだけじゃないというのが、実は届けたいところでもあるし、受け取ってほしいところでもあります。
中島:お話もそうだし、キャラクターたちもとても遊び心にあふれているんです。ばかばかしさや自由さがあって、作品全体がのびのびしているところが魅力です。
――阪元監督の演出で特に印象的だったことはありますか?
草川:アクション監督のRioさんに言われたことにも通ずるんですけど、今回のアクションがちょっとキャラクター寄りというか、見せるアクションなので、月白ムーブがあったり、必殺技があったりというのを、伏線ではないですけど美容室での何気ないシーンや会話劇が始まる前にちょっとアクションの動きを入れたりしていて。そういう細かいアイデアが面白みがあって素敵だなと思いました。
――草川さんは、監督とは『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』について2度目のタッグですよね。
草川:阪元さんが書く世界観は、さっきも言った日暮の熱いセリフや月白の心のないセリフのやり取りもそうだし、コメディなんだけどどこか情熱が伝わるんですよね。あとは何よりテストや本番をモニター前で見ている阪元さんの満面の笑み。それが演じていて何よりも救われる瞬間だし、あなたがその顔でこう見てくれてるんだったら、もう怖いもんないなって思うような顔をしていて。
中島:それが一番の演出かも。そういう彼を喜ばせるためにやってるのかな、みたいな気になってくるのがね。
草川:阪元さんはなかなかこうストレートに言葉ではあまり伝えないタイプではあるのですが、段取りとかでも笑って一番楽しんでくださっているので、書かれた脚本がすごくいいものになっているんだろうなっていううれしさと、さらにやってやるぞ!という気持ちが芽生えてきますね。
――中島さんはいかがですか?
中島:台本でもうすでに演出されてるとも言えますよね。台本からいろいろ演技について考えるし。
あと僕が結構ズケズケ言うから、阪元さんは僕より年下なので遠慮していたら嫌だなと思って「『これはいらない』『これは言ってください』とちゃんと言ってね」って言ったんです。そうしたら「いいんですか?」って言われて(笑)。やっぱり気を遣ってんだなと思いました。
草川:監督が「もうそれはやめてください!」って言ってたのも僕は見ているので、大丈夫だと思います(笑)。

