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朝ドラ俳優・寺本莉緒24歳「求めてくださる限り、グラビアを続けたいです!」 5年ぶり写真集で「芸能生活の第二章が始まれば」

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■「くらいついてきた10年」 負けず嫌いで続けてきた芸能人生


寺本莉緒
 デビューから10年。寺本はこれまでの時間を「あっという間でもあり、全くあっという間じゃない時間」と振り返る。「すごく葛藤もありましたし、ここまで芸能活動を続けていなかった可能性もあったと思います」。

 その中で支えとなったのは、周囲の人たちの存在だった。「事務所を移籍したり、さまざまなことがありましたが、本当に周りの人に支えられてきた10年でしたね。おかげさまで、自分なりに精一杯頑張ることができました」。

 グラビアデビューとなったミスマガジン時代は、同世代のタレントたちと競い合う環境でもあった。「当時は5人ぐらいが一気に注目されて、その中で誰が一番頭を出せるかみたいなところがあったので。あの子は表紙を飾っているけど私はまだ、とか。当時の方がライバル心は強かったです」。

 また、大学卒業のタイミングで芸能活動を続けるか悩んだ時期もあった。しかし、当時のマネージャーの言葉が彼女の背中を押した。「『ここで辞めたら一番中途半端だよ』って言われて。自分の中では節目だったんですけど、なりたい姿になれていなくてすごく悔しくて。それで“まだくらいついてみよう”と思いました」。

 その原動力になっているのは、自身も認める“負けず嫌いな性格”だ。「オーディションが好きなんです。役を勝ち取れた瞬間ってすごく気持ちがよくて。負けず嫌いでよかったなって日々感じています」。

 一方で、10年という時間は彼女の価値観にも変化をもたらした。「デビュー当時は、正直ちょっとオラオラしていた部分もありました(笑)。お仕事をさせてもらえるのが当たり前じゃないっていうことに、あまり気づいていなかったんです」。それが今は、「私たちの仕事って、誰かがいてくださってこそ成り立つものだと思うので。そのありがたみを、より感じるようになりました」とはっきり語る。

 プライベートでは、芸能界とは関係のない友人と過ごす時間を大切にしている。変装もせず、友人たちと何も変わらず遊べることが「幸せ」だという。「私、本当に自分のことを一般の人だと思っているので(笑)。芸能をやっていない友達の方が多いんですよ」。華やかな世界に身を置きながらも、地に足のついた感覚を大切にする。それが、寺本莉緒という人間の芯にあるものなのかもしれない。

 最後に、今後の目標について聞くと「俳優として賞を取りたい」と力強く回答。「まだ賞を取ったことがないので。映画祭とかにももっと参加していきたいです」。さらに、これまで挑戦してこなかった役柄にも意欲を示す。「ミステリアスな役だったり、人間の本質が見えるような役をやってみたいです」。そして、どんなジャンルの仕事に対しても偏見がないと明かし、「自分が求められるものは、全部やりたいです!」と前のめりな姿勢を見せた。

 ミスマガジンで脚光を浴びた少女は、俳優として経験を重ねながら、10年という歳月をくらいつくように歩んできた。そして今、原点に立ち返りながら“第二章”の幕を開ける。彼女はこれからどんな景色を見せてくれるのだろうか。益々の活躍に期待が高まるばかりだ。(取材・文:伊藤吏玖 写真:高野広美)

 寺本莉緒の2nd写真集『RIO』は講談社より発売中。

寺本莉緒、2nd写真集『RIO』書影 (C)菊地泰久

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