MAXが後輩グループにエールを送るも「私たちのライバル」 今後の展望も語る

ダンスユニット・MAXが今夏にリリースした『Tacata’』が現在ゲイシーンで大ブレーク中だ。また、歌詞に散りばめられた独特なフレーズやラテンのリズムは、中毒性が高いとネット上でも話題となり、ミュージック・ビデオのYouTube再生回数は300万を超えた。この現象をどう捉えているのか、本人たちに聞いてみた。
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イタリアの DJ グループ・タカブロのラテン系ダンスチューンをカバーした『Tacata’』。この曲の第一印象についてNANAは「まず、オリジナルのミュージック・ビデオを見せていただいたんですけど、その時も『タカタタカタ…』とすごい印象的で、皆でリピートして聞いていました」とかなりの衝撃を受けたようだ。日本語詞がついた後も「私たち自身もこのような詩は初めてだったので、この詩を生かせるだけのパフォーマンスをしなければならないと感じました」と本腰を据えたという。
「笑う門にはTacata」、「ユニバーサル言語Tacata」、「本来の姿Tacata」。このユニークな歌詞の楽曲がリリースされてから約半年になる。歌っているなかで、楽曲の印象に変化はあっただろうか。「何度歌ってもいろんな『Tacata’』のよさが出てきて、飽きないんですよ。私たちでさえも癖になってしまったようです」とMINA。続いてLINAも「今までいろんな曲を歌ってきましたが、今回は反応が新鮮です。『笑われてるのかな』って思う瞬間もあるんですけど、皆が楽しんでいる雰囲気が伝わるので、たまりません」と笑顔で答えた。
昨年8月に同曲を引っ提げて、ゲイの祭典『TOKYO GAY NIGHT』に出演。先月7日には、レズビアン・ゲイのアワード『TSSA 2013』でカルチャー賞を受賞した。歌詞には「men/woman以外もTacata」というフレーズもあり、ゲイシーンでは「この曲を聴くと元気になる」といった声が挙がっているそうだ。