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映画初主演・堂珍嘉邦、辻仁成監督との信頼関係を語る「辻さんがやれと言えばやる」

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堂珍嘉邦に初めての主演への思いを聞いた
堂珍嘉邦に初めての主演への思いを聞いた クランクイン!

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 CHEMISTRYとしての活動を経て、2012年からソロミュージシャンとして活躍する堂珍嘉邦の初主演映画『醒めながら見る夢』が公開される。脚本・監督を務める辻仁成の描くアーティスティックな世界観の中で、真実の愛を探し求めていく主人公を演じた堂珍に、初めての主演への思いを聞いた。

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 本作は、古都・京都を舞台に、恋人・亜紀とその妹・陽菜との関係に揺れる人気演出家が真実の愛を探求する姿を描く。ヒロイン・亜紀役は、アッバス・キアロスタミ監督のカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作『ライク・サムワン・イン・ラブ』で世界中から注目を集めた高梨臨が務める。

 本作で堂珍は、2011年に上演された同名舞台に続いて、主人公の優児を演じる。堂珍にとって映画出演は、2009年に玉木宏と共演した『真夏のオリオン』以来。「(脚本・監督を務める)辻(仁成)さんとは個人的にも親しく、尊敬する先輩でもありますので、辻さんから『やれ』と言われれば『やります』と(笑)。もちろん、舞台でも主演させていただいたので、役への責任感と愛着もありました」。堂珍は、初主演のオファーを受けたときをそう振り返る。

 そして、「映画のお仕事は2回目で、(僕にとっては)ほぼ初めてのようなもの。舞台以降、交流が続いていた辻さんが監督をされるということだったので、安心してできました」と監督に絶大な信頼を寄せる。撮影時も、「(堂珍演じる)優児の心境の変化のピークをどこに持っていくか、自分の中で作りあげたい」という思いから、辻監督との話し合いを重ねたことも明かしてくれた。

 堂珍にとって、ヒロイン役の高梨を始め、石橋杏奈、松岡充、高橋ひとみら豪華共演陣とは初共演だ。そんな中、寡黙で影のある青年・文哉を演じた村井良大とは、唯一、舞台に続いての共演となる。「村井とは、映画では一緒にお芝居するシーンはなかったんですが、舞台のときから親しくさせていただいてます。今回の、撮影前にも『役作りってどうやったらできんの?』みたいな相談もしたりして、演技について語ることもありました」。

 プライベートでも仲のいい様子を語ってくれた堂珍に、本作の撮影で印象に残っていることを聞くと、ここでも村井とのエピソードを教えてくれた。「僕自身の撮影は既に終わっていたんですが、映画自体のクランクアップが木更津だったので、その日に挨拶に行ったんです。そこでは、村井が撮影していたので、撮影が終わった後に、送ってやるよって僕の車で一緒に東京に戻ってきました。ちょうど夕方だったので、夕日もいい感じで、音楽をガンガンかけて、『お疲れ〜』って言いながら」と、堂珍は笑顔で思い返した。堂珍が楽しそうに話す様子からは、舞台共演から続く、親密な関係がうかがい知れた。

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