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映画初主演・堂珍嘉邦、辻仁成監督との信頼関係を語る「辻さんがやれと言えばやる」

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 本作の舞台となっているのは京都。そのため、主要なロケは当然ながら京都で行われた。「優児の家がある路地は、京都造形芸術大学の学生が手伝ってくれて、作り替えています」。印象に残ったロケ地を尋ねると、堂珍は映画でも幾度となく繰り返し映された、主人公の家の前の路地をあげた。「普通に観光に来たら通らないような狭い場所なんですけど、その路地にはいいバーもあって、自分の中では印象深い場所です」。路地全体を作品世界に合わせて作り替えるというのは、かなり大掛かりな演出だ。ノスタルジックで京都らしいその風景にも注目してもらいたい。

 また、本作では、堂珍は辻監督が書き下ろした主題歌「醒めながら見る夢」も歌っている。映画からの世界観をそのままつなげたような、胸に沁みるロックバラードだ。「僕の良さを引き出したいと、僕をイメージして書いてもらった曲です。辻さん独特の言葉の羅列が印象的」。堂珍は曲の印象をそう語る。映画のエンドロールで流れる、堂珍の優しい歌声と映画の余韻を引きずったようなメロディは、より作品世界を盛り上げている。

 今後の俳優活動については、「基本は音楽。それがしっかりと軸にあってからではある」としながらも、「いいお話があれば…」と語った堂珍。ステージで歌う姿とはまた違った、新しい一面をこの作品で見せつける。(取材・文・写真:嶋田真己)

 映画『醒めながら見る夢』は5月17日より全国順次公開。堂珍嘉邦が歌う、本作の主題歌「醒めながら見る夢」は発売中。

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