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松坂桃李、俳優として心境に変化「芽生えていなかったアンテナが生えてきた」

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『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』松坂桃李インタビュー
『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』松坂桃李インタビュー クランクイン!

 「絵画を取り上げたミステリーって、なかなかなくておもしろいな、というのが脚本をいただいての第一印象でした。でもヒューマンドラマでもあるんです」と語るのは、俳優デビューから5年とは思えぬ存在感を放ち続ける松坂桃李。綾瀬はるかとの共演作『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』について、また自身についても語ってもらった。

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 推理小説『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズから人気のエピソードを映画化した本作。いわゆる絵画や骨董品といった値打ちものだけでなく、日常品に至るまであらゆるものを鑑定してみせる万能鑑定家・凜田莉子を綾瀬が、莉子と行動を共にする雑誌記者の小笠原悠斗を松坂が演じ、傑作“モナ・リザ”を巡る巨大な陰謀に立ち向かう。

 「小笠原の視点で考えると、彼の成長物語でもあるんです」と松坂。実は小笠原は、後輩にも仕事を取られてしまうような記者で、莉子が驚異的な能力を発揮する現場に遭遇したことから、彼女の密着取材を開始。仕事の取り組み方にも変化が生じていく。

 さらに注力したのが、ある種、ファンタジー要素のある莉子を取り巻く人間として、リアリティを出すこと。「周りにリアリティがあればあるほど、莉子ちゃんの特別さが引き立つ。それによって莉子ちゃんも、こういう万能鑑定家って本当にいるんじゃないかなと思わせることができる。だから、僕としては記者としてのリアリティが出せるように気を付けましたね」。

 ところで松坂がこの鑑定なら人に勝つ自信があるというものを挙げてもらうと、「偽物、本物という鑑定じゃないですけど。利き水かな」との答えが。「これはどこのメーカーのものなのかとか。調子がいいときは(笑)当たると思います」。

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