指原莉乃「女優になりたいというわけではない」 “主演”への思いを語る
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劇中のブー子は、ある事柄から転機を迎え、人生を大きく変えようと突き進んでいく。「やっぱり私にとっての転機は(AKB48 32ndシングル選抜総選挙で)1位になったことですね。仕事の内容や、ファンとの接し方が大きく変わったということはありませんが、自分自身の気持ちが変わりました。やっぱり1位になったことは大きかったです」。
6月7日には「AKB48 37thシングル 選抜総選挙」が行われるが「(昨年とは)多少気持ちは違いますが、元々、総選挙というイベントは好きで、楽しめるほうなので…」と連覇がかかる状況にも自然体だ。
「最近は楽しいことしかしていない」と豪語した指原。劇中、映画『セーラー服と機関銃』さながらマシンガン片手に「快感……」というシーンがあるが「コンサートがすごく好きなので、ステージが終わった瞬間は快感ですね。本当に楽しく過ごせています。まあ、基本的に物事を辛いと思わない性格だし、辛いと思っても寝たら忘れてしまうんです」と現在の充実ぶりを笑顔で語った。
本作の主題歌「シェキナベイベー」ではロック界の大御所・内田裕也とデュエットし、エッジの効いたコラボを展開しているが「以前、番組でご一緒した時に、裕也さんが私のことを面白がって、秋元さんに話をしてくれていたみたいなんです」と明かす。
内田と言えば百戦錬磨のロックンローラーだが「私は誰に対しても、あんまりビビったりしないし、目もしっかり見て話します。それに偉い人って、すごく心が広いのでちょっとしたことでは怒らないんです」と持論を展開。そんなあっけらかんとした指原の性格に、多くの人々が惹きつけられるのかもしれない。(取材・文・写真:才谷りょう)
映画『薔薇色のブー子』は5月30日より全国公開。