桐谷美玲「レッドをできることは二度とない」戦隊ヒーローで新たな一面が開花
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「性格的に似ている5人が集まったというか、みんなマイペースで、変に気を使わなくていられました。美味しいお店の話が出たりすると、やっぱり盛り上がるし、でも個人で何かしているときはそれでいいし、本当に居心地のいい現場でしたね」と振り返り、5人のキャラクターについては「メイク命の子がいたり、恋のほうが大事だったり、実際にこんな5人は絶対にいると思います」と断言。
桐谷のプライベートでよく遊ぶ友人も5人組だそうで「やっぱり5人、なかなか揃わないんですよ(笑)。ちょっと寝坊したとか。それでも髪は巻いてくる子とか(笑)。約束してたのに、別の予定が入っちゃったってキャンセルになったり。福田監督はよく女子のことを見てるなって。怪人と戦っている最中に、突然、『っていうかさ~』って別の話を始めちゃったり、女子あるあるがたくさん登場します(笑)」。
全般的に苦労はさほどなかったが、謎の司令塔チャールズを演じた佐藤二朗には参ったとか。「ほとんどアドリブなんですけど、おもしろすぎて。みんながたまに下を向いているときは、耐えられずに笑ってしまっているときです。肩に乗せた猫(のぬいぐるみ)も勝手に動かしていて。佐藤さんにはビックリしました(笑)」。
出来上がった作品を観て「緩いな~、シュールだな~」と思ったというが、それも当然、褒め言葉。自身についても「これまでにない桐谷美玲を見ていただけると思います。こんな一面もあるんだなって知ってもらえたら嬉しいです」とニッコリ。たくさんの遊びが詰まった福田ワールド全開の作品だ。(取材・文・写真:望月ふみ)
『女子ーズ』は6月7日より全国ロードショー。