桐谷美玲「レッドをできることは二度とない」戦隊ヒーローで新たな一面が開花

関連 :
女子だけで構成された戦隊ヒーロー、その名も『女子ーズ』!レッドを演じた桐谷美玲もタイトルを聞いて、思わず「え、そのまんまだな」と思ってしまったという本作の監督は福田雄一。福田ワールドにどっぷり浸かった桐谷を直撃した。
【関連】『女子ーズ』桐谷美玲 インタビューフォトギャラリー
福田監督といえば、『勇者ヨシヒコ』シリーズや『コドモ警察』など、独特のテンポと緩さで観る者を巻き込んできた異才。つまりは、普通の戦隊ヒーローを想像してはダメ。というより、そもそも福田監督が着目したのは“戦隊モノ”を通した“女子”という生き物だった。
「脚本は読んでいるだけでも面白かったですし、これをどういう風に演じるんだろうってワクワクしました」とほほ笑む桐谷。当て書きされたという脚本で彼女が演じるのは、戦隊モノでは誰もが一度は憧れるリーダー、レッドだ。
「私自身は子供の頃、セーラームーンになりきって遊んでいましたが、弟がいたので、戦隊モノもよく見てたんです。レッドをできることなんて、たぶんもう二度とないので、嬉しかったですね。当て書きの部分もあるというのは、後から聞きました。キャスターなどをやっている姿を見てそういうイメージを持ってくださったのかなと。レッドはとにかくまじめですが、私も仕事には責任感を持って取り組むタイプだと思うので、そういう部分は似ていると思います」。
さて、正義のヒーローの(はずの)“女子ーズ”だが、実は名字に色が入っているというだけの理由から無作為に選ばれたメンバーで、桐谷演じる赤木直子こそ真面目なものの、みな正義感もなければ結束力もない。だから、地球の存亡を脅かす怪人たちが現れようと、全員がきちんと集合する確約もない。構成メンバーに扮したのは藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月。