トリンドル玲奈、『呪怨』で女優魂見せる!ワイヤーで吊るされて、ハードなシーン挑戦
「あの時はワイヤーで吊るされて、実際に映画と同じスピードで上下に激しく振られているんです。だから、あの動きに対応しきれなくて足を強打し、アザを作ってしまいました」と述懐。壁に体を打ち付けるシーンこそ代役を使ったそうだが、台本を読んだ限りでは、こんなハードなシーンになるとは予想もしていなかったというトリンドルは、「撮影が終わった瞬間は、ちょっと冷静に受け止められなかったですね」と苦笑い。
可愛い制服に身を包んだトリンドルが、呪怨霊に「これでもか!」というほど振り回される映像は、ファンならずともショッキングだが、物語的には曖昧な部分も残されているため、次回作に繋がる布石のようにも思えてくる。これについてトリンドルは、「確かに七海も含め、女子高生グループは謎が多いので何かありそう。“終わりの始まり”っていうサブタイトルも気になりますよね」と、続編への可能性にちょっぴり期待も。
今回の出演をきっかけに、すっかり映画の魅力に取り憑かれ、今後は女優としてもさらに活動の場を広げていきたいと語るトリンドル。「ホラーもいいですが、もっと平和的でトレンディーなラブストーリーもいいですね」と、少しはにかみながら抱負を語るその瞳には、初夏のようなキラキラしたオーラが漂っていた。(取材・文・写真:坂田正樹)
映画『呪怨 -終わりの始まり-』は6月28日より全国公開。