『信長協奏曲』ドラマ化、信長役は「小栗旬しかいない」キャスティング秘話
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また、帰蝶役に柴咲コウ、池田恒興役に向井理が起用された。「原作の帰蝶はのほほんキャラですが、蝮の道三(斎藤道三)の娘なので、可愛いだけのはずがない。その意味で、強い女のイメージでありつつ、緩急自在な顔を持っている女優。柴咲さんは芝居が上手でイメージ通りでした」と絶賛。
向井に関しては「恒興は、サブロー(小栗)と影響しあう関係でありつつ、サブローの弟的なキャラクターのイメージ。以前『バンビ~ノ!』というドラマで、松本潤さんの弟分として向井さんを起用したことがあって、その時のイメージに近いかなと……」と明かし、「この4人は完璧です!」と太鼓判を押す。
4人以外にも、魅力的なキャストたちが"戦国時代"を舞台に躍動する。「本当に豪華。撮影中、藤ヶ谷(太輔)君と前田(敦子)さんが並んで座っていたのですが『この二人で月9作れるよね』って」。
「フジテレビの看板枠として常に挑戦してきた月9でこの作品をやりたかった。時代劇を月9でやるのではなく、月9という枠にあった時代劇を作りたかったんです」。村瀬氏の熱い思いが詰まった『信長協奏曲』。今後の奇想天外な展開に注目だ。(取材・文:才谷りょう)
『信長協奏曲』は、フジテレビにて毎週月曜21時より放送中。