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朝ドラ『まれ』に抜擢された注目株・葉山奨之、デビュー当時は先輩・小栗旬を意識

映画

 順調にキャリアを重ね、今年は朝ドラにレギュラー出演。「オーディションはちょうどこの映画の撮影中でした。なかなか結果が出なかったので、ほとんど諦めていたんです。だから、決まったときは、ドッキリだと思ったんですよ。マネジャーさんと真面目に話していた後に、急に『朝ドラ決まったよ』って台本を出されましたからね。カメラを探しちゃいましたよ(笑)」。

 最近は高視聴率を叩き出している朝ドラ。プレッシャーはないのだろうか。「むしろ、がむしゃらにやっています。共演者の皆さんのアドリブがすごいんですよ。大泉洋さんは僕にカメラが向いているとき、わざと笑わせるんです。若手つぶしですよ(笑)」。

 演技の話になると葉山は真剣な表情に変化する。「クランクイン前はこの人はどう生きてきたのかとか、いろいろ考えるけど、現場では考えないようにしています。感情は現場で出てくるものじゃないとダメなんじゃないかと。考えすぎて、違った表現するとショックが大きいんです」。その鋭い眼光が朝ドラ出演の決め手になったのかもしれない。

 映画『あしたになれば。』は2月14日(土)より大阪・あべのアポロシネマにて先行公開。3月21日(土)より東京・角川シネマ新宿ほか全国順次公開。

ヘアメイク:コウゴトモヨ
スタイリスト:EIKI
現場スタイリスト:森内陽子

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