クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

「男を上げた」神谷浩史、『ハンガー・ゲーム』は「積み重ねがあってここに至る」

映画

 前作公開時に神谷は、自身演じるピータを「相当なお人好し。良い人すぎて報われない」と話していたが、本作でのピータについては「見せ物ではなくリアルに誰がいつどこで死ぬかわからないという状況かにあって、そういうシチュエーションでこそ真の彼らの行動や感情が見えてくるものですが、そういう意味で今回のピータは男を上げたんじゃないかなと思います」と語る。また、最終章を観るまではピータの印象を「やばい感じが見え隠れしている部分があって、懐疑的だった」と吐露。だが、「本作を観てようやく、ピータいい奴だな、というか悪い奴じゃないなと思いました」と印象が変わったと明かす。

 そして、本作でのピータに「幸せになって貰いたい」と思いを込める。「彼はこれまでずっとひどい目に遭ってきていますから。自分が望まない形でハンガー・ゲームに出させられて、色々な偶然や努力の上に優勝という栄冠を勝ち取ったにも関わらず、急に英雄のように持ち上げられてしまって、本当は片田舎に住んでいる青年なのに、もはや彼はどこに行っても普通の生活は出来ない。僕としては、誰もピータのことを知らない土地で幸せに暮らすことを望んでいますが、それがピータにとっての幸せかどうかはわかりません。おそらく、色々な知識や経験をしたくもないのにしてきたでしょうから、それを正しく生かせるポジションについて、成すべくことを成して欲しいです」。

 最後に神谷は、「あれだけたくさんすごい作品がある中で全米年間興収No.1、そこには何か理由があるはずです。その理由をご自分の目で確かめてみてください」と力強く作品をアピールしてくれた。

 『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』は6月5日よりTOHOシネマズ みゆき座ほかで全国ロードショー。『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』は11月20日全世界同時公開。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る