広末涼子、女優として「驚くほど感情移入ができた」“母親”として出会った役柄
乳がんにより33歳の若さでこの世を去った女性が家族との日々を綴ったブログ、それを元にしたエッセイが原作の映画『はなちゃんのみそ汁』。この感動の実話作品で広末涼子が主人公・千恵を演じる。難病と闘う役でありながら、広末にとって「自分でも驚くほど自然に感情移入ができた」役柄だったという。そこにはどんな理由があったのだろうか。
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シリアスなテーマを扱った悲しい物語ながら、家族3人のひたむきな明るさから、あったかな気持ちになれる本作。「千恵さんのブログがすごく前向きに明るく書かれているのを拝見して、生活の中で笑いというものを大切にされている方だと思いました。そのポジティブな部分をクローズアップすることで幅広い世代の方に楽しんでいただける映画になるのでは、と考えました」と、その要因を挙げる。
演じる中で自然に千恵と同化でき、「『もし自分だったら…』と置き換えて考えることがありませんでした」と話す。「どんな役でもセリフに疑問を感じた時や、自分の感情と違う時は『自分だったらどうかな』と考えるのですが、今回はそれがなかった。私自身に千恵さんと共通する部分が多かったからか、母としてポジティブさや生活との向き合い方に共感できたからかはわかりませんが、もしかすると千恵さんが背中を押してくれていたのかもしれない…と思うくらい、自然にお芝居ができましたね」と微笑んだ。
千恵が特に大切にしていたのは“食”。ちゃんと作り、ちゃんと食べるということを家族に伝えたかった。「私がいなくなっても暮らしていけるように」と、鰹節を削って作るところから始めるみそ汁などの料理や家事の大切さを愛娘・はな(赤松えみな)に教える。「私も以前は仕事が第一で、食生活も栄養が偏りがちでしたが、家族ができてからは、食事は生活のリズムを作るものですし、食事を通して家族の絆や母親の愛情をストレートに伝えられるものだと思い意識が変わりました」とのこと。
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