松岡茉優、風間俊介から結婚の“決め手”を聞く!? 3度の共演で学んだ気配り力
映画
ミツオ（風間）と2匹の子猫の日常が描かれる本作では、猫たちの自然体の姿がふんだんに切り取られており、「どうやって撮影しているのだろう？」と思うようなシーンも多い。ミツオに猫の飼育についてアドバイスする役の松岡だが「動き回るので、スタッフさんは大変だったようです。風間さんは猫の扱いがとても上手で、『抱くときは、呼吸にあわせるんだよ』って。いろいろ教えてもらいました」。主人公・ミツオとの係わり合いの中で、女性の包容力であったり、女性の優しさを前面に表現しており、母性溢れる松岡の演技が光る。本作で、“猫”と初共演した松岡だが、その“猫”に似ている部分もあるようで「飽きっぽいところかな。とてもマイペースなんです。集団行動がニガテで、何でも自分のペースでやりたい」と語る。
ドラマや映画など、俳優として様々な顔を見せる松岡だが、「バラエティーが大好きで、一生やって行きたい」と、バラエティー番組への出演も積極的だ。「『おはスタ』でおはガールを経験させて頂いたおかげで、MCの方のアシスタント位置が気持ちいいんです。人を見ているのが好きなんです」と告白する。
そんな松岡が「俳優になるんだ」と決意したのは15歳の頃だという。「この5年間でどれくらいのことが出来たのか、どれくらいのことが足りなかったのかが、これから分かっていくことになるんですよね」と清々しい面持ちで語る。2月16日に21歳を迎える松岡は「学生役もあと数年かなって…。あせってます」と苦笑しつつも、「21歳になるので、オトナとしての仕事をして行けたら」と瞳を輝かせた。大人への歩みを進める松岡が、今後どのような成長を遂げていくのか、松岡の俳優としての可能性は無限大だ。（取材･文･写真 福住佐知子）。
映画『猫なんかよんでもこない。』は2016年1月30日より全国公開。
スタイリスト：大内悠子
ヘアメイク：服部さおり
