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雨上がり・宮迫博之、溢れるオカッパ愛「僕とコンビを組めるのはあの人しかいない」

映画

 バラエティー番組ではしゃぐ宮迫を見る限り、にわかには信じられない話だが、この性格が今回の役の肝になっているようで、「普段は根クラで気を遣うタイプですし、アロハも着ないし借金もない(笑)。お笑い芸人自体、演じているようなものなので、ある意味、芸人としてテレビで出している自分を集約させたものが、丸山なのかな」と分析する。

 一方、本物の相方である蛍原については、「あのオカッパ頭(蛍原)は、ムチャクチャお喋り。本番より楽屋の方がよう喋ります。野球、競馬、ゴルフの話をずっとしてますね」と呆れ顔。本作では、“思念”が強過ぎて引きこもり気味の萬斎を面倒くさがりながらも友情を垣間見せる宮迫だが、改めてコンビ愛について聞いてみると、「萬斎さんとオカッパ頭では比較にならないですが(笑)…。でも、僕はできた人間じゃないので、むしろ僕とコンビを組めるのはあの人しかいない」としみじみ。約28年間、苦楽を共にした蛍原へ、少々照れながらも感謝の言葉を口にした。

 ちなみにこの映画、“思念”がモチーフになっているが、もしもこの能力が自分にあったらとしたら?「例えば、人の心を読み取って、“俺のこと好きなんや”とわかったりもするんでしょうが、逆に“俺のことを劇的に嫌ってる”っていうのもわかるわけだから。人を信用できなくなりますね」と真面目顔。「知りたくないことまでわかってしまうって辛い。仙石のように引きこもる気持ちもわかるな」と、最後は映画の相方・仙石に同情を寄せた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』は4月29日より全国ロードショー。

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