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小日向文世、秀吉は「役者冥利に尽きる役」 脚本・三谷もイメージ通りと称賛

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小日向文世、秀吉は「役者冥利に尽きる役」 脚本・三谷もイメージ通りと称賛
小日向文世、秀吉は「役者冥利に尽きる役」 脚本・三谷もイメージ通りと称賛(C)NHK

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 現在放送中の大河ドラマ『真田丸』で大きな話題となっているのが、天下統一へ向け驀進中の豊臣秀吉だ。演じるのは個性派俳優・小日向文世。これまで数多くの作品で取り上げられてきた秀吉像とは一風変わった“関白殿下”を演じている小日向に、本作ならではの秀吉の魅力や、今後の見どころなどを聞いた。

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 まさに秀吉の最期を撮影中の合間を縫ってインタビューに応じた小日向。開口一番「本当に楽しかったですよ」と満面の笑みを浮かべながら語ると「ここまで喜怒哀楽がはっきりした秀吉像は、今までなかったんじゃないですかね。両極端の感情を行ったり来たりする役者冥利に尽きる役です」と満足そうな表情をみせる。

 出演が決まった後、脚本家の三谷幸喜から電話があったそうで、「三谷さんから『今までにない秀吉をお願いします』と言われたんです。常に(徳川)家康を意識し、その上で真田を利用する。自分の欲の障害になるものに対しては徹底的に排除し、大人が理性で抑えるところも感情のまま子供のように振る舞う……。大河でこんなにはしゃいでいいのかなという思いはあったんです」と胸の内を明かす。

 確かに本作での秀吉は、子供のように無邪気に笑っていたかと思えば、一瞬にして目の奥に冷酷で非情な一面をのぞかせる。「無邪気・怖さ・シビアさがテーマ」だと小日向は役作りについて語る。その際たるシーンが第15話のカルタ遊びの場面。秀吉は信繁(堺雅人)や茶々(竹内結子)らと大はしゃぎをしていたが、廊下に座っていた馬廻りの権三と茶々が目配せをしたのに気付くと恐ろしいほど冷たい目をする。まさに無邪気さと怖さが表裏一体となっている。「三谷さんから『イメージ通りです』と言っていただけたので、安心しました」と大役を全うしている実感に胸をなでおろす。

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