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俳優業10年目の太賀、しんどかった時期を振り返り「ここからスタート」と決意新た

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 宮藤官九郎脚本×水田伸生演出によるテレビドラマ『ゆとりですがなにか』で演じた山岸ひろむ役が視聴者の心をざわつかせ、SNSなどを中心に大いに話題になったことについて触れると、「役を通じて知ってもらえることは、ありがたいことですね」と顔をほころばせる。「役者として認識されてこなかった時間の方が圧倒的に長かったので。その時間は、役者として存在していなかったと思われても仕方がないと思っていて。だからようやくスタートラインが見えてきたのかな、という思いと、ここからスタートだという気持ちが半々。これからですね。今後、どんな作品を重ねていくのかが大切だと思っています」。

 新たなスタートを切るにふさわしい本作で、パンチパーマにひげがトレードマークという型通りの不良役・高杢をどう演じるのだろうか。「風貌からキャラクターを想像しやすい役だからこそ、僕が演じる意味というか、高杢らしさを出していきたいですね。高杢って口調にも特徴があるんですよ。『来てるし!』みたいな感じで、語尾に“○○だし”って付くんです。それを観てる方に気づいてもらって、トレードマークのパンチパーマが流行ったりするといいですね(笑)。ちなみに「実はこれ、かつらなんですよ。誰でも簡単に付けられるから、ハロウィンの仮装で『今年は高杢やろう』ってなるのが最終目標です(笑)」と意気込んでいる。

 サービス精神な軽口からも、役に対する思い入れが伝わってくる。演技に情熱を傾ける俳優・太賀が、ステレオタイプのやんちゃなキャラクターをどう表現するのか。そんな部分にも注目してドラマを楽しみたい。(取材・文:小竹亜紀)


 日曜劇場『仰げば尊し』はTBS系にて、7月17日21時より放送予定。

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