西内まりや、ハニー像への賛否認めるも「私はやりきった」

永井豪が生んだキュートなヒロインを、全く新たな世界観とともに実写映画化し、公開前から話題を集めていた『CUTIE HONEY ‐TEARS‐』がお目見え。従来のお色気路線のハニーから一転、近未来を舞台に、スタイリッシュに決めた新生ハニーこと、アンドロイドの如月瞳に扮し、映画初主演を果たした西内まりやが、持ち前の運動神経の良さを生かしたアクションシーンへの下地を作るために通った、驚きの場所や、私生活で打ち勝ちたい意外な素顔を語った。
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「うわ~!って1回、閉じましたよ(笑)」と、最初に台本を受け取った際の反応を素直に明かした西内。初主演、重みのあるタイトルに、当然、責任を感じたが、即座に「わくわくした気持ち、新しいことに挑戦する楽しみのほうが大きくて、嬉しかった」と続け、「監督が今回の世界観をはっきりと固められていたので、迷うことなく役作りできました。ハニーは私自身が目指している女性像でもあったので、とにかくまっすぐなハニーを演じさせていただきました」と振り返る。
これまでのイメージとは異なる世界観、ハニー像に公開前から賛否も噴出した。しかし「色々な意見があると思いますが、私はやりきったという気持ち。まず観ていただいて感想を聞きたいなと思っています。この世界観の中でのハニーの良さを見つけて楽しんでいただけたら」と自信を見せる。それは、本編で幾度となく魅せる完成度の高いアクションに裏付けされたものでもある。
「私、バドミントンを6年間やっていて、学校の体育館で毎日練習してたんです。今回、まさにそんな日々を過ごしました。都内のいろんな小学校、中学校、公民館の体育館をお借りして、掃除して、走って、ストレッチして、受け身やキックの練習をして…。ジャージで通いましたよ。1ヵ月半くらい。空いている体育館をいろいろ回って。その後はアクション教室でワイヤーアクションなどを習いましたけど、体育館での練習は、当時を思い出すような不思議な感じでした。ハマってしまったので、アクションはやり続けたいと思っています」。