クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

飯豊まりえ、「負けるな、自分」 可憐イメージを乗り越え挑んだ“悪女”に手応え

映画

『暗黒女子』飯豊まりえインタビュー
『暗黒女子』飯豊まりえインタビュー クランクイン!

 飯豊まりえにとって、映画『暗黒女子』の撮影は「本当にきつかった」、「今までになかった」、「人生の中で一番暗黒期でした」と言わしめるほど、想像を絶する過酷な体験となった。近年出演した映画『MARS~ただ、君を愛してる~』、『きょうのキラ君』では、立て続けにヒロインを演じ、現在放送中のスマートフォンのCMでも山崎賢人との美しいラブストーリーを奏で、可憐な印象が強い。そのイメージをかなぐり捨て、体当たりで挑んだ二面性のある悪女の役は、飯豊に経験と少しの自信というエッセンスを加えることになる。

【関連】「飯豊まりえ」インタビュー<フォトギャラリー>

 読後感が嫌な気持ちになるミステリー、通称“イヤミス”の傑作を映画化した『暗黒女子』。清く正しい名門女子高に通う皆の憧れの的・白石いつみ(飯豊)が、ある日死体で見つかる。自殺で処理されるも、いつみが所属していた文学サークルの副会長であり親友の澄川小百合(清水富美加)は、メンバーに疑いの目を向け、定例会でそれぞれの疑惑に迫っていくのだ。

 本作のメガホンをとった耶雲哉治監督とは、『MARS』以降、二度目のタッグとなった。飯豊は、「“次、女の子しか出ないミステリーのドロドロしたやつをやるよ”って耶雲監督が言って、“私、その役すごいやりたいです!どこでもいいんで入れてください”という話をしていたんです。いざきたら…、戸惑いすぎちゃって…」と、混乱の様子で振り返った。それもそのはず、演じたいつみは、表面上は容姿端麗で聖母マリアのような人物だが、裏では自分のことしか考えていない女王様であり、ほかの部員を下僕扱いするという強烈な二面性を持つ役柄。飯豊曰く、「二面性ではなく…5面性くらい(笑)」なのだが。

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る