『シカゴ P.D.』主演ジェイソン・ベギー、“悪徳刑事”ボイト役は「役者冥利に尽きる」
存在感、という観点から言えば、まさに圧倒的。存在しすぎて頭からボイト刑事の顔が離れないほどのインパクトだが、ジェイソンは、「本物の警官が“とてもリアルだ”と言ってくれたことが心から嬉しかった」と振り返る。さらに、「“ボイトは素晴らしい刑事だ”って何度も言われ、“ボイトの下でならいつでも働ける”とまで言ってくれたのには正直驚いた」とボイト愛が止まらない。
麻薬、誘拐、強盗、殺人…舞台は、犯罪はびこるアメリカ第3の都市シカゴ。撮影には、“極寒”という手ごわい魔の手が忍び寄ってきたのだとか。「私たちは、観測史上最悪のシカゴの冬を体験したんだ。体感温度で氷点下59度になった日もあり、“肺が凍って死ぬ可能性もあるので、10分以上は外に出ないように”と言われていたことも」と苦笑いする。「ただ、寒くないのに寒さの中にいるかのように演じることは自分には難しかったので、あの身を切るようなリアルな寒さは、ある意味、演技がしやすかったね(笑)」と冗談まじりに撮影を振り返った。
『シカゴ・ファイア』を見ていた人はもちろんのこと、“シカゴ”シリーズを見たことない人にもジェイソン・ベギーの熱演を是非見て欲しい。「正義とは何か?」ボイト刑事から教えてもらえるはずだ。
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