新垣結衣&瑛太、念願の初共演で俳優業への思い語る「ここにいていいんだな」

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新垣結衣&瑛太という人気、実力とも兼ね備えた俳優が初共演を果たした映画『ミックス。』。人気脚本家・古沢良太が書き下ろしたオリジナル作品ということでも話題を集めているが、“卓球のミックス(混合ダブルス)”という題材のもと、タイトル通り、劇中には笑いや感動、ラブ、胸キュン、人間物語などさまざまな要素がミックスされている。なかでも登場人物たちが「自分の居場所」を懸命に探す姿に共感を覚える観客は多いのではないだろうか。新垣と瑛太に「自分の居場所=俳優業」への思いを聞いた。
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2001年に放送された連続ドラマ『さよなら小津先生』で俳優デビューを果たした瑛太。この作品には、森山未來や勝地涼、水川あさみや忍成修吾ら、のちに個性的な役柄をこなす実力派として認知される俳優たちと共演しているが「もともと映像とか写真が好きでこの世界に入ったんです」と俳優業のきっかけを語る。
その後、ドラマや映画、舞台と表現の場を広げているが「自分の居場所というよりは、好きなことの延長線上にいる感じ」と現状について述べると「できるだけ作品ごとに現場では新鮮な気持ちで臨みたいと思っています。作品が変わればスタッフさんも共演者も変わるので、自分のスタンスというのをあまり決めずに、作品のために俳優部としてなにができるか、それを考えながらやっています。放浪している感じかな」と俳優業への取り組みを語った。
一方の新垣も、2005年にドラマ『Sh15uya』で女優デビューを果たすと、ドラマや映画など良質な作品に出演、シリアスな役からコミカルな役まで幅広い役柄を演じ、高い評価を得る。女優という仕事が波に乗っている印象を受けるが「女優業が居場所という意識を特別強く感じることはありませんが、(本作で新垣が演じた)多満子ほど子どものころからではないですけど、私も10代の学生時代からこの仕事をさせてもらっていて、アルバイトもしたことがないので、単純に他の世界を知らないなと感じることはあります」と胸の内を明かす。