瀬戸康史&永野芽郁、憎まれ役の二人は「ベストカップル」
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撮影中は、「瀬戸さんは、現場でモノマネとかしてくださったりして」と永野が思い起こすと、瀬戸は「そうだったっけ?」と覚えてない様子。しかし永野は証拠をバッチリ押さえており、「動画もまだ2個、残ってますよ」と笑う。レパートリーは「『サザエさん』のアナゴさんとか、(『リロ・アンド・スティッチ』の)スティッチとか、(『キテレツ大百科』の)ブタゴリラとか」とアニメのキャラクターが多いようだが、「めちゃくちゃうまいんです」と永野は瀬戸を絶賛。褒められた瀬戸は、「やってたかな。マニアックなのばっかりだね」と苦笑していた。
ときには瀬戸が、共演の佐野勇斗(M!LK)とデュエットしていたこともあったそう。瀬戸は「俺、歌ってた? 恥ずかしい、全然覚えてない」と言いながらも、「自然とそうしちゃうくらい、楽しい現場だったんですよ」としみじみ振り返る。
撮影はそれほど和やかな雰囲気だったことが想像できるが、本編では緊張感あるリアルな卓球シーンも見どころだ。瀬戸と永野も「卓球シーンには本当に注目してほしい!」と、クライマックスでの新垣と瑛太との対決シーンは特に緊張し、かつ楽しかったと熱を込める。「4人一体になって撮影しました。記憶に残る作品になったと思います」と瀬戸が胸を張ると、永野は「元気がない人は元気に、元気がある人はさらに元気が出る映画です!」と太鼓判を押した。(取材・文・写真:望月ふみ)
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