アクションだけじゃない!津田健次郎&磯部勉が明かす『リーサル・ウェポン』の魅力とは
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キャラクターへの思いをそう笑いながら話す磯部だが、実は映画版ではリッグスの吹替を担当した。だからこそ、磯部は本作でマータフの声を担当するのが怖かったと明かす。「収録当初は、どうしても、映画版で(マータフを)担当された池田勝さんの声が聞こえてきちゃうんです。これでいいのかなって、絞りきれなかった」と率直な心境を語ってくれた。
一方で、元リッグス役を横にしてリッグスを演じる津田にもプレッシャーはあったようだ。「僕は、今回吹替えをする前に映画版は観ませんでしたし、意識しないようにしました。現場の空気を一番に重視して吹替をしましたね。でも、今思うと、第1話はまだ硬かったし、気負い過ぎていた。緊張感がすごく面白かったのをよく覚えています」。
刑事ドラマならではのサスペンス、ド派手なアクション、そして人間ドラマと見どころたっぷりの本作。津田は「映画が作られた当時のストレートなかっこよさが、ドラマにもある。シンプルで潔い。笑いあり、涙あり、アクションありで、好みを問わず、好きになってもらえる作品」と本作の人気の秘密を分析。磯部は、「毎回、誰かしらがいいことを言う。そんないい言葉を味わっていただくのも面白いと思う」と本作の新しい見方も教えてくれた。(取材・文・写真:嶋田真己)
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