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中村繪里子、『宇宙戦艦ヤマト』で“受け継ぐ”大切さを実感

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 中村といえば、“ヤマト愛”の深さ故か、同シリーズのトークイベントに数多く登壇している。とあるイベントで中村は「『ヤマト』がターニングポイントになった」と話していた。その理由を改めて尋ねると、“受け継ぐ”ということを実感した作品だから…という答えが返ってきた。

 「私は、のちに長く携わることになる作品でデビューしたのですが、『宇宙戦艦ヤマト』に出会ったことで、『ヤマト』という作品の大きさを“外”から言われる側になりました。デビュー作は、私自身もそうでしたが、作品自体がまだ大きな存在になる前でしたので、“知ってもらうこと”を1番に考えていましたが、ヤマトはすでにファンの心に根付いていて、長く愛されている作品です。そのヤマトを自身に取り込み、取り込まれていくという大きな流れに乗ったときに、役者としてだったり、キャラクターへのアプローチの仕方だったりが大きく変わってきたと思ったんです」と告白。さらに、「“受け継ぐ”ということは、こういうことなんだ、ということを実感したんです」と力強く答えた。「受け継ぐべきものがあるという安心感と、その大きさに震える気持ちはヤマトという作品じゃないと味わえなかったのかなと思います」。
 
 何もないところから始まり、大人気コンテンツへと上り詰めた作品と、すでに多くのファンが存在し、長きに渡り大人気の座に君臨し続けるコンテンツのリブート版。双方に携わったことが、中村の役者としてあり方に大きな糧となったことは想像に難くない。『宇宙戦艦ヤマト2199』『宇宙戦艦ヤマト2202』に乗船した中村は、今以上に大きな輝きをみせていくだろう。(取材・文・写真:ほりかごさおり)
 
 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第五章「煉獄篇」は5月25日より劇場上映。

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