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福田萌、「今、出会えて良かった」 『ワンダー 君は太陽』に共感し、涙

映画

『ワンダー 君は太陽』は、「母親になってから観た映画で1番の作品」と語った福田萌
『ワンダー 君は太陽』は、「母親になってから観た映画で1番の作品」と語った福田萌 クランクイン!

 世界各国で800万部を突破した小説「ワンダー」を、実写版『美女と野獣』の製作スタッフが映画化し、全世界興収320億円を超える大ヒットを記録する『ワンダー 君は太陽』。優しい涙が止まらないと評判の本作を、2児の母でもあるタレントの福田萌が一足早く鑑賞し「今、この作品に出会えて良かった」と明かす、作品の魅力について話を聞いた。

【動画】福田萌が涙した『ワンダー 君は太陽』予告編

物語の主人公は、遺伝子疾患により、生まれつき障がいを抱え人とは異なる顔で生まれてきた少年オギー。これまで27回もの手術を受け、自宅学習を続けていたオギーも10歳に。母イザベルはオギーを学校へ送りだす決意をし、5年生の初日から登校するも、オギーはいじめや裏切りなど、様々な困難と出会う。何度もくじけそうになりながら、家族の愛情やクラスメイトとの友情を勇気に変え、果敢に立ち向かう。

 たくさんの感動が待ち受ける本作について、福田は「観終わった後、気持ちがとても温かくなりました。そして、今、このタイミングで、この作品に出会えて、本当に良かったです」と微笑む。理由を聞くと、福田は真っ直ぐな眼差しで語り始めた。「障がいのある方に限らず、同性愛やLGBT、外国から来た人など、社会はどんどん多様化してきています。そのような現状について子どもから聞かれた際、自分の答えをきちんと持っておきたいと思っていたところだったんです」。

 「子どもは、多様化のなかでも自然と溶け込める。親はいろいろ考えすぎてしまって…厳しいですよね。一歩が難しいというか。でも、この作品を観たら、何かを変えられるはず!と強く感じました」と現在における自身の状況と胸の内を明かす。

 劇中では、オギーが学校に通うことにより世界も広がり、同時に新たな困難も待ち受けるも、オギーも家族もその変化を恐れず前に進んでいく。

 福田も「オギー、がんばって!と思わず応援しました」と力を込めるように、オギーが学校生活を送る上で、心が締め付けられるシーンも多い。それでも「大人が描く理想の子どもの世界ではなく、子どもの世界をのぞき見られるのがうれしい」と声を大にする。それは、子どもたちが戦い、我慢し、ありのままの姿を見られるからだという。

 また、福田が最も共感し印象に残ったのは“褒められること”に関係するシーンだと涙ぐみながら話す。そのシーンとは、オギーの姉ヴィアの心の声が聞こえたとき。「ヴィアはオギー中心の生活が嫌ではないけれど、もう少し自分を見て欲しいし、意見も聞いて欲しい。という表情を見せるんです。私にも弟がいて長女だったので、お母さんが“自分を見てくれない”というヴィアの気持ちがすごく共感しました」と自身の子供時代と重なるシーンに胸を打たれたようだ。

 一方、“姉”とは違う“母”として一面の顔も見せる。「現在、1歳の息子に手がかかるため、どうしても4歳の娘に“お姉さん”を強いてしまってます。娘は、何も文句を言わないけど、いい子を演じるしかなかったヴィアと一緒ですよね…。ちゃんと娘と向き合わなくてはいけないと猛省です」。

 “姉”“母”としても、色々と気づかされたことが多かったという本作。そんな中、劇中で聞こえてくる“言葉”が心に響いたと話す福田。「オギーが通う学校の校長先生からの“我々のみる目を変えなくては”は自分自身への言葉として、担任の先生からの“正しいことより、優しいことを選べ”は子どもに伝えていきたい言葉です」と目を輝かせた。 

 最後に、「『ワンダー 君は太陽』は、子どもとの接し方や考え方、素晴らしい格言など、たくさんのヒントがつまっていて、母親になってから観た映画で1番の作品!たくさんの人に見てほしいです」と満面の笑みを浮かべた。

 『ワンダー 君は太陽』は、6月15日(金)より全国公開。

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