『ワンダー 君は太陽』O・ウィルソン、人との違いではなく「共有点に目を向けるようになる」

生まれつき人と違う特別な顔をもつ10歳の少年オギーが、小学校5年生になるときに初めて学校に通うことになったことから起こる感動作『ワンダー 君は太陽』。6月15日公開に先立ち、本作で父親のネート役を演じたオーウェン・ウィルソンのインタビュー映像が公開され、「とにかく感動する」と明かす作品の魅力について語っている。
【動画】涙と笑顔の感動ストーリー『ワンダー 君は太陽』予告映像公開
『ワンダー 君は太陽』は、中身は普通の男の子でありながら、外見に生まれつきの障がいを抱える少年オギーを、『ルーム』で一躍世界中から注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイが演じる。また、母親のイザベル役を『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツが務める。
公開された映像では、オーウェンが「すばらしい本に携われる絶好のチャンスだ」と原作に惚れ込んだことを明かす。「僕自身も2人の息子を持つ父親だ」と真摯に話すオーウェンは、そもそもはコメディ俳優のイメージが強いが、本作ではそのコミカルさをうまくコントロールしながら素晴らしいお父さん像を作り上げた。
さらに、オギー役のジェイコブについて「彼は本当にすごいんだ。本作の核になってくれている」と絶賛。妻役のジュリアについては「ジュリアのことを考えるだけで顔がにやけてくる」と顔をほころばせると、「バイタリティに溢れている彼女自身の才能が役にも伝わるんだ。彼女の演じるイザベルは見ているだけで笑顔になる」と振り返った。
そして、「障がいの有無に関わらず誰もが共感できるシーンがたくさんある。小説を読んだ僕がそうだったように」と普遍的なテーマが込められた映画であることを伝えると、「とにかく感動し、親切でいようと思わせてくれる。人との違いではなく共通点にもっと目を向けるようになる」と本作の見どころを語った。
『ワンダー 君は太陽』は6月15日より全国公開。