北川景子、『西郷どん』を振り返り、篤姫から「たくさんのものを得た」
「こんなにも長い作品も、デビュー作の戦隊モノ(TBS系『美少女戦士セーラームーン』)以来。一つの役柄についてこれほど長い期間、考えていられることは珍しいことでしたので、まだ出たいという思いでいっぱいでした。大河ドラマに出演させてもらったことで、これまで私の顔と名前が一致してない方にも覚えていただき、新しい方々から応援していただけるようになりました。大河の持つ影響力の大きさを感じました」。
本作への出演で北川自身も得たものは大きく、役者としても大きな成長を感じたという。
「篤姫は、そうそうたる女優さんが演じてこられた役ですので、初めは、うまくいかないかも…という不安な気持ちもありました。でも、『よかったよ』という言葉をたくさんの方に言っていただけたので、自信がつきましたし、また呼んでいただけるように頑張ろうという励みにもなりました。一つの役柄を演じたという以上の、たくさんのものを得たと思います。俳優をずっと続けてきて良かったなって思いました」。
本作への出演を経て、女優としてさらに磨きをかけた北川。クランクアップは寂しいと話しながらも、その顔からは充実感も感じられた。篤姫としての北川の勇姿をお見逃しなく。(取材・文:嶋田真己)
北川の出演シーン見納めとなる大河ドラマ『西郷どん』第37回「江戸無血開城」は、NHK BSプレミアムにて30日18時、総合テレビにて同日20時放送。
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