タロン・エガートン、抜群の歌唱力も「アルバムを出すとかはあり得ないよ(笑)」
さらにタロンは、「歌詞が映画の物語に寄り添い、それが観客にしっかりと届くように心がけた。つまり、物語を伝える上で、どの音をどこに持ってくるか、ということが、すごく大切な作品だったんだ」と新バージョンにした理由を明かす。ただ、驚いたのは、「エルトンが1度もスタジオを訪れなかった」こと。これについてエルトン本人は、「芸術面で誰かを信じたら、相手がしたいことをできるように完全に自由を与えるんだ。でも、タロンたちが作ったものを聴いた時は、度肝を抜かれたよ!」と称賛の言葉を惜しまない。それだけタロンの歌声が素晴らしかったという証しだと思うが、これを機に歌手デビューするという構想はないのだろうか?「どんなに評価されても、歌手として活動するとか、アルバムを出すとかはあり得ないよ(笑)。あくまでも映画の中で、ほんの少し体験することができた…それに尽きると思うからね」と照れまくり。
映画『ロケットマン』場面写真 (C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
ちなみに本作は、製作が『キングスマン』シリーズの監督も務めたマシュー・ヴォーン。監督が『イーグル・ジャンプ』(2016・未)でタロンとタッグを組んだデクスター・フレッチャー。エルトンとタロンは『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)で共演しており、さらにさかのぼれば、英国王立演劇学校の入学に向けたオーディションで、タロンは「ユア・ソング」を歌っている。何か不思議な縁でつながっているようにも思えるが、当のタロンは、「僕は運命なんて信じないんだ。全ては無作為。僕がオーディションで『ユア・ソング』を歌ったのも、歌いながら自分の演技力を見せられる曲をピックアップしただけのこと」といたってクール。
ただ、それでもエルトンには特別な思いがあるようで、「確かに、何らかの縁があるかもしれないね。おそらくそれは…エルトンがとても有名で、多くの人の人生の一部として存在している証しじゃないのかな」と目を細めていた。(取材・文・写真:坂田正樹)
映画『ロケットマン』は公開中。
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