衛藤美彩、乃木坂46の肩書きは「私にとって本当に誇らしいこと」
■責任を背負いながら、存在感を発揮していけたら
自身が卒業するまでは、乃木坂46が「自分の帰ることができる場所」として心の中にあったと話す衛藤。一方で「グループの看板を背負う」という覚悟を持って、一人での仕事に打ち込んでいたというが、卒業した今は「あえて距離感を意識しながら活動を見守っています」と語る。
「乃木坂46が自分にとってどれほど大きな存在だったかを知るためにも、2019年は距離感を大切にしてグループを遠くから見守ろうと決めたんです。在籍中は四六時中メンバーと一緒にいたからこそ、自立した自分にならなければ、卒業した意味がないという気持ちもありました。
乃木坂46のメンバーの一人だったという肩書きは私にとって本当に誇らしいことで、その思いはこれからも変わりません。自分への評価は、ほかの誰かに預けるべきものだと思いますが、一人になった今、責任も背負いながら自分自身の存在感を発揮していけたらいいなと思っています」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:松林満美)
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