クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

『2分の1の魔法』ストーリー構想7年 ピクサーが貫く“Story is King”の理念

映画

■キャラクターに命を吹き込んだトムホ&クリプラを大絶賛

映画『2分の1の魔法』ワールドプレミアに登場した(左から)トム・ホランド、クリス・プラット(C)2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
 そんな魅力的なストーリーやキャラクターに命を吹き込んだのが、トム・ホランド(イアン役)とクリス・プラット(バーリー役)という人気俳優だ。

 レイプロデューサーはトムの起用理由について「イアンは人付き合いが苦手で、内気なティーンネイジャーなのだけれど、観客が引き込まれて共感できるようなキャラクターにしなければいけない。そんな彼の心をうまく表現できるのはトムしかいないと思ったのです。彼は素晴らしい役者であり、彼自身にも優しさがある。前かがみの姿勢でありながら、内気で少しぎこちない表現ができる。今回ご一緒して素晴らしい時間を過ごすことができました」と絶賛する。

 一方、クリスについてスキャンロン監督は「バーリーは、はちゃめちゃでワイルドな自信家。そんな全ての特性をクリスは面白く演じられる資質を持っていました」と評価。「アドリブも効くし、彼独特の言い回しを思いつける人。アニメーションでは収録で自然に生まれることはまれなのですが、彼からはいろいろなものが生まれる。非常にポジティブなキャラクターができ上がった」と、キャスティングが大成功だったことを明かす。

 劇中では、かつて魔法に満ちあふれていたが、科学技術の進歩によって魔法が忘れ去れてしまった世界に様変わりしてしまう。環境が大きく変わったなか、どうにかして目的を達成しようとするイアンとバーリー。本作が当初公開される予定だった3月と今では大きく世の中が変わってしまったが、この2人の兄弟の奮闘は、われわれに大きな勇気を与えてくれるだろう。(取材・文:磯部正和)

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る