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池田エライザ「意外とポジティブな面もあるんだな」 監督業で出会った新しい自分

映画

 映画『夏、至るころ』で初めて監督を務めた池田エライザ
映画『夏、至るころ』で初めて監督を務めた池田エライザ クランクイン!

 女優として活躍する池田エライザ。芸能界デビューを飾って10年を超えた彼女が、初めて監督として臨んだ長編映画『夏、至るころ』が公開を迎える。圧倒的な容姿や華やかなイメージとは裏腹に「本質はネガティブな人間」と自己分析する彼女が、今回、映画監督を務めることで自身の中の新しい一面に気づいたという――。

【写真】人懐っこい笑顔からりりしい表情まで 池田エライザ撮り下ろしカット

■ 華やかな仕事に「向いているのか」と自問 たどり着いた“監督業”


 以前から自分よりも他者への興味が強いと語っていた池田。モデルや女優として人前に立つ華やかな仕事をしつつも、どうしても自分自身についてはネガティブな感情がつきまとってしまうため「向いているのか」と自問自答することも多かった。自分自身よりも、世の中や他者へ目を向け、思考を巡らせることが楽しいと話していた。

 そんな池田はこれまでもさまざまな表現活動を行ってきたが、たどり着いたのが映画を撮るということ。「向き不向きって確実にあると思うのですが、私は表に立つ女優業よりは、確実に自分に合っていると感じました」とメガホンをとった感想を述べる。

■ あえて“正解”を決めつけない 女優ならではの役者への気づかい


 本作は、地域の「食」や「高校生」をテーマに、全国の自治体とタッグを組む青春映画制作プロジェクト『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズ第2弾。福岡県田川市を舞台に、高校生たちが抱く将来への悩みや夢、友人や家族たちとの間で揺れる気持ちなど、さまざまな思いが緩やかに感じられる作品になっている。

 自身も女優として活躍している池田。キャストに対しては「私が『こういう役なの』と決めつけてしまうと、それが正解になってしまう。読み手の気持ちもそこには存在するということを常に意識し、話し合いながら作っていきました」と演出方法を明かすと「役者さんも一人一人全然性格が違うので、私のやり方ではなく、役者さんのやり方を尊重しようと思っていました」と女優ならではの気遣いもあったようだ。

 普段は女優として映画作りに参加しているが、監督として立つ現場は「全然違う」としみじみ語る。その理由として、作品に携わるスパンを挙げた池田。「役者は本をいただいてお芝居をして、クランクアップするとしばらく時間があって、そこから宣伝活動で公開を迎えるという流れですが、監督はゼロからスタートして、最後まで作品に携わりますよね。どこの話を聞かれても自分の言葉で話すことができるのは、とても有意義。女優として参加しているときも、映画の一員として最後まで携わりたいと感じていたので、監督をやれて、その思いが昇華できた気分です」。

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