新垣結衣&星野源、“帰ってきた感があった”『逃げ恥』新作
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★新垣&星野、異口同音に「帰ってきた感があった」
今回も連ドラに続き、野木亜紀子が脚本を担当。みくりと平匡が本当の結婚を決め、妊娠、出産など、人生の転機や困難に立ち向かい奮闘する姿や、LGBTや年の差恋愛など、2人を取り巻くさまざまなキャラクターの生き方の多様性を描く。2人はプロットの段階から目を通していたそうで、新垣は「本当に盛りだくさんなため、稿を重ねるごとに内容が削られていって。原作を元にしつつ、ドラマでは現代と同じ時間を過ごしている設定なのでオリジナルの部分もあり、話のつなげ方はさすがでした」と野木の才能に感服。星野は「プロット時、ト書きに野木さんの気持ちが入っているのが、面白くて。それがのちにセリフで表現されると、ガラッと変わって深みがあって勉強になりました」と絶賛した。
新垣結衣&星野源(C)TBS
スタッフ、キャスト陣は4年前と同じメンバーが集結。星野は「帰ってきた感があった」と穏やかな表情。クランクインとなった藤井隆、古田新太との共演シーンでは、「藤井さんが台本にないことをやり始めて。それが面白過ぎて1秒も耐えられなかった」と苦笑いし、「2人の面白さが新しいステージに入っているので期待してください」とニヤリ。新垣は星野とのシーンで撮入したが、「金子(文紀)監督や平匡さんたちに『みくりでした』と言っていただいてホッとした」と明かし、「津崎家で平匡さんとテーブルで向かい合って話すシーンは、『逃げ恥』に帰ってきたなと思い出しました」と振り返る。
★「みくりさんがすごくかわいい」(星野) 「平匡さんはかわいいですよ」(新垣)
本作には滝沢カレンや青木崇高など、新キャストの出演も。新垣は「すごく豪華。出演シーンが短いのがもったいなくて。現場でお会いできなかった方もいるので、放送が楽しみです」と期待。星野は同じシーンが多かった青木について、「一緒にお芝居できて楽しかったです。青木さんにしかできない嫌な奴を演じられているので、ぜひ見てほしいです」と興奮気味にコメントする。
新垣結衣(C)TBS
印象に残っているシーンを聞くと、新垣は「全部見てほしい」と言い、「手を振るシーンは手を振りすぎて筋肉痛になりました」と裏話を披露。また2人が初めてのことに向き合い、モヤモヤが爆発するシーンについては、「普通ならシリアスになりそうだけど、『逃げ恥』の世界だったら…と思うものを一生懸命探りながら演じていたら、そこでも筋肉痛になりました」と告白する。一方、星野は平匡がみくりのお腹にずっと話しかけるシーンを挙げ、「みくりさんがすごくかわいい。平匡が変にしか見えないかと心配」とこぼすも、新垣は「平匡さんはかわいいですよ。一生懸命でほんわかすると思います」とほほ笑んだ。
星野源(C)TBS
最後に、星野は「『逃げ恥』らしくいろんなメッセージが入っていて。精神的にくるような場面もあり、全部見終わった後にタイトルの意味が分かる作品になっている」と手応えを明かし、新垣は「毎日を過ごすためのちょっとした活力になればと思い、愛情を込めて撮影しました。無事に新年を迎え、多くの方に見てもらえたら」と笑顔でアピール。4年ぶりのみくりと平匡に会えるのが楽しみで仕方ない。(取材・文/高山美穂)
『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』は、TBS系にて1月2日21時放送。
撮影=濱田英明
スタイリスト=道券芳恵(新垣)、TEPPEI(星野)
ヘア&メーク=藤尾明日香(新垣)、高草木剛(VANITES)(星野)
衣装協力(新垣)
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